SunSystems Connect について

SunSystems Connect (SSC) は他のアプリケーションをリンクすることができるオープンな統合ツールセットです。SSC は、Web アプリケーションやその他のアプリケーションから SunSystems のビジネスロジックを介して SunSystems データにアクセスし、リアルタイムで商業取引を提示するためのツールです。SSC は Java (TM) で開発されており、 XML メッセージを介してアクセスできる一連のコンポーネントを外部に発行します。

これは、業界標準の XML 形式と互換性を持つアプリケーションを SunSystems のデータ機能またはアプリケーションコンポーネントにリンクできることを意味します。外部アプリケーションで次の処理を行うことができます。

  • 参照情報にアクセスするために、直接データを検索できます。
  • データを SunSystems に転送して処理できます。たとえば、電子商取引で作成した売上オーダーを SunSystems で処理できます。
  • SunSystems 内の特定のアプリケーション処理にアクセスできます。たとえば、電子商取引の販売システムで価格メカニズムが必要になる場合があります。
注: 上級ユーザーであればSSC Technical Reference Help』 を参照してください。SSC の主な技術的特徴が説明されています。

利点

  • SunSystems の統合機能により、ローカルまたはリモートの SunSystems にリアルタイムでアクセスする Web アプリケーションを設計できます。
  • 他のアプリケーション環境から SunSystems 機能や論理コンポーネントを実行できます。これにより、SunSystems に実装されている機能、ビジネスルール、ロジックを外部アプリケーションで複製する必要がなくなります。
  • XML は、複数の組織を接続するための業界標準メカニズムを提供します。SunSystems Connect は仕入先や顧客とデータや処理を共有するためのプラットフォームを提供します。
  • 基本的な機能が開発または変更されても、既存のインターフェイスを更新する必要がありません。SunSystems Connect は、使用しているインターフェイスを確実に保証し、サポートするツールです。

概要

SunSystems は、通常の受発注処理に対するバックボーンを提供できます。ただし、場合によっては、特定のアプリケーションを受発注処理に統合する必要があります。SSCSunSystems API の両方またはいずれかを使用することにより、SunSystems の処理を他のアプリケーションや顧客または仕入先の処理に統合できます。