在庫再評価フォーム 入力詳細
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次の情報を指定します。
- 再評価会計期
- 再評価を実行する会計期
再評価では、ユーザー定義原価定義コードと会計期を使用して新しい原価が取得されます。
- 定義コード
- 会計期
- 標準でプロファイルの再評価会計期とユーザー定義原価会計期に設定されます。
次の詳細が在庫業務設定から取得されます。
- 現在の会計期
- オープン会計期 始め
- オープン会計期 終り
これらのフィールドは、システムで多通貨機能を実装している場合に使用します。
デフォルトでは、在庫業務設定で現在の会計期に定義されている換算レートが使用されます。
これらのレートは、 [在庫再評価] フォームの [再評価会計期] と [現在の会計期] フィールドで変更できます。この換算レートを使用して、[再評価通貨タイプ] の他の通貨タイプの金額を計算します。たとえば、[再評価通貨タイプ] が [基本] に設定されている場合は、ここで指定する換算レートを使用して、再評価のユーザー定義原価として設定されていないレポート通貨の金額が計算されます。
再評価会計期のレートと現在の会計期の換算レートは、同じレートに設定する必要があります。[再評価会計期] レートを使って、再評価会計期末に在庫にある受領が評価されます。[現在の会計期] レートを使って、現在の会計期中に発生したすべての受領が評価されます。これら 2 つを同じレートに設定しないと、再評価会計期の期末に在庫にあった商品と、その後に受領された商品が、異なる通貨タイプと原価で評価されます。
- 再評価会計期
- 再評価会計期の取引に適用する換算レート
- 現在の会計期
- 当期の取引に適用する換算レート
- 再評価通貨タイプ
- 再評価で使用する通貨タイプ。[基本] または [レポート] のオプションがあります。
- 基本通貨コード
- 基本通貨として定義される通貨コード
- レポート通貨コード
- レポート通貨として定義される通貨コード
システムで基本通貨とレポート通貨の両方を使用する場合、再評価する通貨の差額には、原価と外国為替調整額の両方を合わせたものが保持されます。元帳では、この差額が原価調整と外国為替調整に区別されます。
次の各フィールドでその他のテキストや日付を入力することにより、元帳に情報を渡すことができます。元帳インターフェイスでは、元帳取引の各フィールドに含める情報を定義する転送データコードを設定できます。たとえば [在庫再評価] フォームの説明フィールドに [年度再評価] と入力して元帳インターフェイスを定義し、再評価によって生成されるそれぞれの元帳転記の参照フィールドまたは説明フィールドに「年度再評価」と表示することができます。
現在の会計期に対する転記セットと、再評価会計期に対する転記セットがあり、それぞれに元帳インターフェイスが設定されることが考えられるため、2 つのフィールドが用意されています。
これらのフィールドに入力するデータは、レポートで表示することもできます。
- 在庫再評価 各種説明 1 - 2
- 在庫再評価 各種参照 1 - 2
- 在庫再評価 各種日付 1 - 2
- 変更内容を保存します。