試算表の作成

各会計期末には、試算表を印刷する必要があります。試算表は、基本的な監査レポートです。 [試算表 (TBL)] を使用して、一般的な試算表レポートを出力できます。転記会計期または入力日の範囲を指定してレポートを生成できます。試算表レポートには、レポート会計期の開始残高、借方合計、貸方合計、会計期の正味変動高、繰越残高を報告する 1 行が勘定科目ごとに表示されます。

前年の正味損益がゼロでない場合、残高調整数字がレポート合計の直前に印刷されます。「元帳クリアダウン」を参照してください。

[元帳設定 (LES)] の [試算表小計] の [文字位置] フィールド設定に基づいて、小計を生成できます。

試算表は SunSystems レポート機能を使用して生成します。このため、必要に応じてユーザー独自の試算表レポートを設計できます。レポートを印刷、表示、保存する手順については、「レポートの実行」を参照してください。

試算表 (TBL)

選択基準
[選択基準] の設定によって、取引がレポートに選択される方法が決まります。次の 4 つのオプションがあります。
  • [転記会計期] - これは標準設定で、転記会計期範囲で選択した取引をレポートに含めます。元帳に残高ファイルが作成されている場合は、このオプションを選択すると、その残高ファイルが使用されます。
  • [取引日] - 指定した取引日範囲の取引をレポートに含めます。
  • [元帳ファイルからの強制生成] - 転記会計期を選択基準にする場合に、残高ファイルではなく、必ず元帳ファイルからレポートを生成します。
  • [入力日] - 指定した入力日範囲の取引をレポートに含めます。
転記会計期/取引日/入力日 始め/終り
[選択基準] フィールドで選択したオプションに応じて、レポートに含める日付/日付範囲または会計期/会計期範囲を入力します。[転記会計期] を選択して、現在の会計期の取引だけが必要な場合は、このフィールドを空欄にします。
値基準
レポートする通貨値。基本通貨、第 2 基本/レポート通貨、第 4 通貨のいずれかを選択できます。
注:  第 4 通貨が固定通貨として使用されている場合にのみ、第 4 通貨を選択できます。
債権残高集計
このフィールドを [はい] に設定すると、債権/売掛金勘定残高が合計され、1 行の集計として印刷されます。債権勘定科目が [勘定科目表 (COA)] の異なる範囲にあり、それらの範囲に別の勘定科目タイプが存在する場合、各範囲ごとに 1 つの集計が印刷されます。
債務残高集計
このフィールドを [はい] に設定すると、債務/買掛金勘定残高が合計され、1 行の集計として印刷されます。債務勘定科目が [勘定科目表 (COA)] の異なる範囲にあり、それらの範囲に別の勘定科目タイプが存在する場合、各範囲ごとに 1 つの集計が印刷されます。
両建勘定残高集計
このフィールドを [はい] に設定すると、両建勘定残高が合計され、1 行の集計として印刷されます。両建勘定科目が [勘定科目表 (COA)] の異なる範囲にあり、それらの範囲に別の勘定科目タイプが存在する場合、各範囲ごとに 1 つの集計が印刷されます。
取引選択
このレポートに含める取引のタイプ