財務取引一覧とレポートライターレポート - 概要

適切かつ読みやすい書式で重要な情報を提供できることは、財務ソリューションに必要不可欠な要素です。SunSystems は、必要とされるさまざまなレポートに対応した多数のレポートツールを提供します。

注:  すべての SunSystems レポートは SunSystems レポートサービスによって生成されます。これらのレポートは、 [レポートマネージャ] で表示し、印刷します。レポートを印刷、表示、保存する手順については、「レポートの実行」を参照してください。

財務レポートのタイプ

SunSystems には 4 種類のレポートがあります。

静的データレポート

静的データレポートには、静的データレコードに関する情報が一覧表示されます。たとえば、総勘定元帳、通貨コードリストなどがあります。これらのレポートは、SunSystems のメニューから選択するか、または該当する静的データ機能で [レポート] オプションを選択して生成できます。詳細については、財務管理ヘルプの「財務静的データレポート」のトピックを参照してください。

注:  エンドユーザーは実行時にレポートの内容を制御できませんが、レポートの出力を行うことはできます。レポートの書式を変更するには、適切な権限を持つユーザーが [レポートデザイナ] で変更します。

標準のシステムレポート

すべての SunSystems 処理機能は、標準監査証跡レポートを生成します。仕訳配賦レポート、元帳インポートレポートなどが生成されます。これらのレポートは、該当する機能によって自動的に生成され、単独では実行されません。

注:  これらのレポートは、常に SunSystems 機能から要求されるため、各レポートには必ず書類書式が必要です。エンドユーザーはレポートの出力を行うことはできますが、レポートの書式を変更するには、権限を持つユーザーが [レポートデザイナ] で変更する必要があります。

ユーザー定義レポート

SunSystems は、それぞれ特定の要件に合わせて設計された、ユーザー定義可能な多数のレポートオプションを提供します。

エンドユーザーはこれらのレポートの外観を変更することはできませんが、レポートのパラメータに基づいて一部のレポート構成を制御できます。たとえば、レポートパラメータを使用して、レポートに表示する勘定科目やコードや必要な会計期を選択できます。

ユーザー定義可能レポートは、次のように分類されます。

  • 試算表や仕訳一覧などの財務または管理レポート
  • 税金レポート
  • 統合レポート
  • 小切手や送金票などの書類
  • 監査証跡レポート
  • 年齢レポート
  • 固定資産台帳レポート
注:  これらのレポートの多くは、SunSystems 機能から要求されるため、各レポートには必ず書類書式が必要です。エンドユーザーはレポートの出力を行うことはできますが、レポートの書式を変更するには、権限を持つユーザーが [レポートデザイナ] で変更する必要があります。

財務/管理レポート

SunSystems では、 [財務分析] [財務報告書] [財務テーブル] の 3 つの財務レポートライターが提供されます。それぞれのレポートライターは、レポートの準備を支援するさまざまな機能を提供します。

  • [財務分析] は、簡単に使用できるレポートライターです。財務分析では、ユーザーの定義に基づいて選択し並べ替えた SunSystems 情報が分析および表示されます。このレポートライターは、システムに含まれる取引を一覧表示できます。
  • [財務報告書] [財務分析] と似ていますが、レポートのレイアウトや内容をより多く制御できます。損益計算書や貸借対照表などのレポートなど、主に管理情報を提供するために使用します。
  • [財務テーブル] は、レポートに含まれる情報の表示を高度に制御できる点で [財務報告書] と似ています。ただし、レポートの列の内容をよりフレキシブルに指定できる追加機能があります。 [財務テーブル] レポートはマトリックスにリンクできます。

必要なレポートは、これらの財務レポートライターから定義する必要があります。レポートは、一度定義したら、いつでも生成できます。

注:  これらのレポートの多くは、SunSystems 機能から要求されるため、各レポートには必ず書類書式が必要です。エンドユーザーはレポートの出力を行うことはできますが、レポートの書式を変更するには、権限を持つユーザーが [レポートデザイナ] で変更する必要があります。