イベントプロファイルの修正
イベントプロファイルによって、ビジネスルールセットを適用するシステム機能やその他の条件を識別します。ビジネスルールはルールセットで定義し、ルールセットをイベントプロファイルにリンクさせます。
ルールセットの条件やアクション文の多くは、イベントプロファイルで定義されるシステム機能やその他の条件に依存します。また、イベントプロファイルの IF 文は、その前の文に依存する場合があります。
イベントプロファイルと関連するルールセット文の例を次に示します。
イベントプロファイル
IF 機能コード = 元帳入力
IF 呼出ポイント = 仕訳行終り
ルールセット
IF 勘定科目コード = 11000
IF 製品コード = P001
設定 プロジェクトコード = H03
この例では、イベントプロファイルの [仕訳行終り
] の呼出ポイントは、[元帳入力] 機能の有効な呼出ポイントのリストから選択されます。同様に、ルールセットのすべてのルールは、イベントプロファイルで選択した [元帳入力] 機能の有効なデータ項目を参照します。このため、イベントプロファイルの機能コードまたは呼出ポイントを変更する必要がある場合は、それに関連するルールが無効になります。
イベントプロファイルの文を修正すると、イベントプロファイルに関連付けられているルールセット文が無効になる可能性があることがシステムによって認識されます。ルールセットを削除するのかどうか、削除する場合は該当するイベントプロファイルのすべてのルールセットを削除するのかどうかを確認する警告メッセージが表示されます。
注: 元帳入力と元帳インポートはいずれも元帳取引を処理するため、同じデータ項目のセットが参照されます。このため、ルールセット文が両方の機能で有効であるように見えますが、実際には異なる呼出ポイントを持つ別々の SunSystems 機能であり、システム機能を元帳入力から元帳インポートへ変更することはできません。その逆も同じです。
注: 「IF 機能コード」文はイベントプロファイルで必須の文であるため、削除できません。機能コードが正しくない場合は、イベントプロファイルを削除して再度定義する必要があります。