第 4 通貨 (U4C)

  1. 次の情報を指定します。
    処理モード

    ビジネスユニット設定を更新し、元帳の古い取引に値 4 を挿入するには、[値 4 計算] を選択します。元帳を修正しないでビジネスユニット設定だけを更新するには、[ビジネスユニット更新のみ] を選択します。

    残高調整勘定科目

    [処理モード] で [値 4 計算] を選択した場合は、[第 4 通貨コード] で特定の通貨を指定して値 4 を固定通貨にします。これにより、更新処理で元帳の値 4 の貸借残高が確実に一致します。この場合に、計算時に第 4 通貨の貸借を一致させるために必要な取引差額調整 (借方または貸方) の転記に使用する勘定科目を選択します。それ以外の場合は空欄にします。

    実績/予算

    第 4 通貨値を計算して挿入する元帳を選択します。[実績] または [予算] のいずれかを選択します。

    妥当性検査のみ

    ビジネスユニットへの変更を確定しないで、値 4 を計算するために必要なすべての換算レートが定義されていることを検査するには、このオプションを選択します。または、計算を実行してビジネスユニットへの変更を確定する場合は、空欄にします。

    注: [妥当性検査のみ] を選択して妥当性検査に合格した場合、値 4 金額で更新される取引が存在しない場合でも、ビジネスユニット設定が更新されます。
    ビジネスユニットコード

    表示専用フィールド。第 4 通貨値を作成するビジネスユニット。

    第 4 通貨値名

    転記取引に入力される値 4 通貨値に付ける一般的な名称。たとえば、銀行取引通貨です。

    第 4 通貨コード

    第 4 通貨が固定通貨の場合は、これを識別するコードを指定します。または、空欄にして第 4 通貨を可変通貨にします。可変通貨として定義して、古い取引に対して第 4 通貨値を計算したい場合は、計算で使用される通貨コードは、それぞれの取引行の勘定科目表 (COA) レコードから取得されます。取引の勘定科目表レコードで [標準第 4 通貨コード] が空欄の場合は、その取引の第 4 通貨値は空欄にされます。

    第 4 通貨転記ルール

    各元帳転記取引で通貨値が必要かどうかを制御する転記ルール。次のオプションがあります:

    • [0 - 未定義]すべての取引で第 4 通貨値を入力またはインポートできません。第 4 通貨更新に適用されないため、情報目的でのみ表示されます。
    • [1] - 入力する場合のみ存在取引に第 4 通貨を手動入力できます。ただし、値はオプションであるため、第 4 通貨コードが入力されていない場合には値は計算されません。
    • [3] - 未入力の場合に計算このオプションは、第 4 通貨値が必須であることを意味します。第 4 通貨コードが入力されると、[値 4 通貨計算元データ] フィールドで定義されている値から通貨値が計算されます。
    注: [第 4 通貨コード] を固定通貨として定義する場合は、すべての取引で第 4 通貨が必要とされるため、[第 4 通貨転記ルール] に [1-入力する場合のみ存在] を選択できません。
    第 4 通貨計算元データ 1/2/3

    第 4 通貨を計算する際の元の値を選択します。[OK] をクリックして処理します。

  2. 変更内容を保存します。