通貨コード (CNC)
- 通貨コード
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通貨または他の換算レートを識別するコード
- 通貨名
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通貨名または換算単位の名前。この名前は、さまざまな機能やレポートで表示されます。
- 検索コード
- 状況
- 単位名
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取引書類や決済書類に印刷する目的で、金額を文章の書式に変換する際に使用される通貨の単位名。たとえば、金額を文章で小切手に印刷する場合に使用されます。
- 通貨補助単位名
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取引書類や決済書類に印刷する目的で、金額を文章の書式に変換する際に使用される通貨の補助単位名。たとえば、金額を文章で小切手に印刷する場合に使用されます。
- 使用可能な小数点以下の桁数
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この通貨コードで取引金額を入力するときに使用される小数点以下の桁数。小数点以下 0 - 3 桁を入力できます。
- 小数点桁名
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このオプションは、通貨に複数の補助単位名が必要な場合に設定します。たとえば、中国の通貨「元」では、小数点第 1 位に補助単位「角」を、小数点第 2 位に「分」を使用します。このオプションを設定する場合、[使用可能な小数点以下の桁数] の設定に基づいて、下の [小数点第 1 位名前]、[小数点第 2 位名前]、[小数点第 3 位名前] フィールドに補助単位名を入力する必要があります。
たとえば、ポンドやユーロやドルなどのように、通貨に必要な補助単位名が 1 つだけの場合は、このチェックボックスをオフにします。
- 通貨の性
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通貨の性別によって、金額を文章で記述する際に文章で使用される単語が決まります。[女性]、[中性]、[男性]、または [未定義] を選択します。
- 銀行通貨
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このオプションは、特に値 4 と値 5 が銀行取引通貨として使用されている場合に使用します。通貨を値 4 または値 5 として使用できるかどうかを定義します。この設定は、元帳または勘定科目に設定される標準通貨、またはシステムに入力される取引に適用されます。次の 3 つのオプションを使用できます:
- [すべての通貨に適用可能] - この通貨を値 4 または値 5 に使用できます。
- [値 4/5 では適用不可] - この通貨を値 4 または値 5 に使用できません。
- [値 5 では適用不可] - この通貨コードを値 5 に入力できません。
- 小数点第 1 位/第 2 位/第 3 位名前
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[小数点桁名] オプションを設定した場合、これらのフィールドに異なる小数点以下の補助単位を入力します。これらは、それぞれ異なるレベルの通貨補助単位名で、取引書類や決済書類に印刷する目的で、金額を文章の書式に変換する際に使用されます。[使用可能な小数点以下の桁数] オプションで定義した数のフィールドに入力します。たとえば、[使用可能な小数点以下の桁数] が [2] の場合、[小数点第 1 位名前] と [小数点第 2 位名前] フィールドにのみ入力します。
- 実現差益勘定科目
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実現差益が転記される勘定科目コード。実行時に入力される勘定科目コードに実現差益が転記される場合や、差益と差損が同じ勘定科目に転記される場合は、この項目を空欄にします。
- 実現正味/差損勘定科目
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正味の実現金額が転記される勘定科目コード。上記の勘定科目が入力されている場合は、実現差損もこの勘定科目に転記されます。実行時に入力される勘定科目コードに異なる金額が転記される場合は、この項目を空欄にします。
- 未実現差益勘定科目
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為替再評価計算 (LER) の際に生成された未実現差益が転記される勘定科目コード。実行時に入力される勘定科目コードに未実現差益が転記される場合や、正味の差益/差損が転記される場合、または差損のみが転記される場合は、この項目を空欄にします。
- 未実現正味/差損勘定科目
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為替再評価計算によって生成された正味の未実現金額または未実現差損が転記される勘定科目コード。為替再評価計算の際に入力される勘定科目コードに異なる金額が転記される場合や、差益のみが転記される場合は、この項目を空欄にします。
- 決済勘定科目
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この通貨での支払に関して、支払実行 (PYR) の際に資金が調達される勘定科目を指定します。通常は銀行口座のコードです。支払実行で指定される決済勘定科目を使用する場合は、この項目を空欄にします。
- 回収勘定科目
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[回収勘定科目] フィールドでは、この通貨で生成された入金に関して、入金実行 (PYC) の際に資金が追加される勘定科目を指定します。通常は銀行口座のコードです。入金実行で指定される決済勘定科目を使用する場合は、この項目を空欄にします。
- 日次換算レート使用
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元帳入力 (LEN) および元帳インポート (LIM) で、この通貨に使用する通貨換算レートのタイプ。次の 2 つのオプションを使用できます。
- [はい] - 日次換算レートを使用します。日次レートは、日次換算レート (CND) で定義します。また、為替再評価計算や財務レポートで使用される会計期レートも定義する必要があります。
- [いいえ] - 会計期換算レートを使用します。これらのレートは会計期換算レート設定 (CNP) で定義します。