スケジュール決済設定 (SCH)
元帳入力または元帳インポートの際に取引を分割する方法について定義します。
- スケジュール決済コード
- スケジュール決済レコードを識別するコード。このコードは、後で決済条件設定 (PYT) を使用して決済条件グループに割り当てる必要があります。
- 説明
- 短縮ヘッダー
- 検索コード
- 分割最低金額
- 分割対象になる最低金額を定義します。これを設定すると、少額の場合には分割が行われません。空欄にすると、金額に関係なく、すべての金額が分割されます。
- 税金処理
- これにより、自動生成された税金金額を分割行でどのように処理するのかを定義します。次のオプションがあります:
- [最初の分割に適用] - 計算される税額の全額を、生成される最初の分割に加算します。
- [最後の分割に適用] - 計算される税額の全額を、生成される最後の分割に加算します。
- [すべての分割に適用] - 計算される税額を均等に分けて、すべての分割に加算します。これがデフォルトのオプションです。
注: 元帳インポートには税金を自動生成する機能がないため、[税金処理] は元帳入力でのみ使用されます。 - 元帳入力/インポート適用
- どの元帳転記処理を行うときにスケジュール決済を使って取引を分割するのかを定義します。使用可能なオプションは次のとおりです。
- [元帳入力のみ] - スケジュール決済レコードに関連する取引は、元帳入力 (LEN) でのみ分割できます。
- [元帳インポートのみ] - スケジュール決済レコードに関連する取引は、元帳インポート (LIM) でのみ分割できます。
- [元帳入力/インポート両方] - スケジュール決済レコードに関連する取引は、元帳入力と元帳インポートで分割できます。
- [なし] - スケジュール決済レコードに関連する取引は、このフォームのその他のオプションが設定されていても、分割できません。
- メモ金額分割
- 分割行でメモ金額を分割する場合は、このオプションを設定します。このオプションは、ビジネスユニット設定でメモ値が定義されている場合にのみ使用できます。デフォルトではメモ金額は分割されません。
- 分割払い行数
- 取引を分割する際に生成される分割行数。最大で 60 に設定できます。
- 時間単位
- 個別の分割行で期日を計算する際に使用する、時間の単位。[日]、[月]、または [年] を選択できます。デフォルトは [日] です。
- 時間間隔
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これにより、[時間単位] で設定した [日]、[月]、[年] の間隔を定義します。この間隔に基づいて分割します。たとえば、[時間単位] を [日] に設定して [時間間隔] を 30 に設定し、[分割払い行数] を 3 に設定すると、分割は基本日付の 30 日、60 日、90 日後に行われます。各分割の詳細は、 [分割払い行設定] フォームで後で変更できます。
[分割払い行数] に [時間間隔] を乗算すると、最終行の分割払い期間が決まります。これは 999 以下でなければなりません。
[時間単位] と [時間間隔] のオプションに関係なく、各分割の期日は、常に元の取引行の基本日付に相対する日付として計算されます。これにより、他の分割行に影響を与えることなく、個別の分割の時間設定を変更できます。
- 端数金額
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分割処理の際に端数金額をどのように処理するかを定義します。次のオプションがあります:
- [最初] - 端数金額は最初の分割行に加算されます。
- [最後] - 端数金額は最後の分割行に加算されます。これがデフォルトのオプションです。