分析階層を定義する際に必要な手順

分析階層を使用して、分析要素に対応する分析コードを論理的なグループに分割できます。これにより、レポート出力の際にさらに高度な分析が可能になります。下位レベルで分析を捕捉してデータ入力をスピードアップし、さらに上位レベルでのグループ化と集計が可能になります。

分析階層によって、分析要素に対して定義した分析コードをグループ化します。このため、分析階層を作成するには、分析要素と分析コードを作成しておく必要があります。分析要素と分析コードを作成するには、次の手順が必要です。

  1. 分析要素設定 (AND) を使用して、分析要素を定義します。たとえば、販売エリア要素を設定して販売エリアコードを含めます。
  2. 分析コード (ANC) を使用して、分析コードをすべて設定します。たとえば、個々の販売エリアコードをすべて設定します。
注: 分析要素を適切なエンティティに割り当てるには、さらに追加の手順が必要です。

分析コードを作成したら、分析階層を設定するために次の手順が必要です。

  1. 分析階層 (ANH) を使用して、分析階層を定義します。たとえば、販売圏という階層を定義します。
  2. 分析階層コード設定を使用して、分析階層コードを設定します。たとえば、各販売圏のコードを設定します。
  3. 最後に、分析階層コード割り当て (ANY) を使用して、各分析コードを適切な階層コードにリンクします。たとえば、各販売エリアを適切な販売圏にリンクします。