全般

  1. [予算照合設定 (BCS)] フォームの [全般] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。
    予算照合勘定科目コード

    上記の [勘定科目 始め/終り] フィールドで指定する勘定科目または勘定科目範囲で使用できる予算を保存するための、予算元帳の勘定科目。元帳入力機能で予算金額を予算元帳に入力するときに、この勘定科目に予算を入力する必要があります。

    予算ナビゲーション方法

    SunSystems の予算レコードは、転記会計期に対して保持されます。発注オーダー、発注請求書、元帳取引を入力するときに、1 つまたは複数の会計期から予算を消費することができます。会計期でどのように予算を消費するのかは、ナビゲーション方法で定義します。

    照合する過去または現在の会計期間の数は、次に示す [単年] または [複数年] の [予算タイプ] によって異なります。

    分析要素を使って予算を管理する場合は、各分析コードにも同じオプションがあります。分析コードの設定が、この定義よりも優先して使用されます。

    使用可能予算は会計期に対して照合され、次のように計算されます。

    使用可能予算金額 = 予算 - 確定経費 - 実際経費

    予算照合では、最初に現在の会計期から予算が消費されます。現在の会計期に十分な使用可能予算がない場合は、その他の会計期が照合され、順番に消費されます。それでも使用可能な予算が足りない場合、取引は予算照合に失敗します。

    • [会計期予算のみ]

      この会計期の使用可能予算のみを確認します。

    • [以前の会計期]

      現在の会計期で照合を開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、前の会計期を照合します。それでも十分な予算がない場合は、さらに前の会計期を照合し続けます。

    • [今後の会計期]

      現在の会計期で照合を開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、後の会計期を照合します。それでも十分な予算がない場合は、さらに後の会計期を照合し続けます。

    • [以前と今後 - 以前優先]

      現在の会計期で照合を開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、一度 1 つ前の会計期に移行して予算を使用します。次に現在の会計期から 1 つ後の会計期に移行して予算を使用します。

    • [以前と今後 - 今後優先]

      現在の会計期で照合を開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、一度 1 つ次の会計期に移行して予算を使用します。次に現在の会計期から 1 つ前の会計期に移行して予算を使用します。

    • [適用なし]

      元帳取引に入力する特定の分析コードに対して、 [分析コード] で定義したナビゲーション方法を使用する場合は、このオプションを選択します。分析コード設定でもナビゲーション方法が [適用なし] に設定されている場合は、予算照合レコードが無視されます。

    予算タイプ

    予算の適用範囲を 1 つの年にするか、複数年にするかを定義します。

    [単年] に設定し、予算ナビゲーション方法を [以前]、[今後]、または[以前と今後] 優先オプションに設定すると、予算は該当する会計年度のみの予算となります。たとえば現在の会計期が 1 の場合には、前年度の剰余金額を使用することはできません (つまり、1 会計年度のみの予算になります)。ただし現在の会計期が 3 の場合は、会計期 2 と会計期 1 の剰余金額を使用できますが、会計期 1 以前の会計期からは使用できません。同じ原則が、将来の会計年度については逆に適用されます。

    複数年度に設定する場合はこのような制約はなく、すべての年度のすべての予算を使用できます。

    確定を含める

    このフラグによって、確定経費を使用可能予算の計算に含めるかどうかを定義します。

    注: これは SunSystems 財務元帳取引の予算照合だけに適用されます。仕入業務設定 (PBS) で定義する発注オーダーの確定超過チェックと発注請求書の超過経費チェックには適用されません。
    データアクセスグループコード
  3. 変更内容を保存します。