内部転送プロファイルの作成
内部転送プロファイルを使用すると、SunSystems のデータを抽出し、別のデータ書式で SunSystems データソースに戻すことができます。たとえば、内部転送プロファイルを使用して、データを別のビジネスユニットにコピーしたり、住所データを勘定科目コードに変換したりすることが可能です。
また、内部転送処理を使用して、既存データを修正することもできます。たとえば、各住所の 3 行目を郵便番号に置き換えたいとします。そのためには、既存の住所を選択し、すべての住所の 3 行目を同じ住所の郵便番号に置換するように変換ルールを作成します。
内部転送プロファイルを新規作成するには、[内部転送プロファイルデザイナ] を使用して、次の手順を実行します。
- [転送プロファイル (TRP)] を開きます。
-
[プロファイルの新規作成] をクリックします。
[転送プロファイルデザイナ] が開きます。
-
次の情報を指定します。
- プロファイルタイプ
- [内部転送] を選択します。
[内部転送プロファイルデザイナ] ダイアログが開きます。
- プロファイル名
- 一意のプロファイル名を入力します。この名前でプロファイルが識別されます。
- 説明
- プロファイルの説明を入力します。
- 元のコンポーネント
- 内部転送プロファイルのコンポーネントを選択します。関連するメソッド、元のデータ書式、変換ルールが表示されます。
選択したコンポーネントが、2 セットのタブとともに元のコンポーネントと対象コンポーネントとして表示されます。
- プロファイルに関連付けられた元のランタイムオプションがダイアログの上部に表示されます。
- 対象コンポーネントに関連付けられた対象ランタイムオプションがダイアログの下部に表示されます。
- ビジネスユニット
- 元のビジネスユニットを指定します。
プロファイルがビジネスユニットに固有の場合は、ビジネスユニットコードを入力します。実行時にビジネスユニットコードを入力する場合は、空欄にします。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- フィルタ
- フィルタを選択します。
- このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 対象コンポーネント
- インポートプロファイルのコンポーネントを選択します。関連するメソッド、元のデータ書式、変換ルールが表示されます。
- 対象メソッド
- メソッドを選択します。
メソッドによって SunSystems データの変換方法を定義します。
- 変換
- 変換を選択します。
元データと対象データが SunSystems の同じデータ書式であれば、デフォルトのシステム変換が表示されます。元データと対象データのフォーマットに互換性がない場合は、変換定義を作成する必要があります。
- ビジネスユニット
- 対象ビジネスユニットを指定します。
プロファイルがビジネスユニットに固有の場合は、ビジネスユニットコードを入力します。実行時にビジネスユニットコードを入力する場合は、空欄にします。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
注: 「財務のみ」のビジネスユニットでは、インポートファイルに財務のみのデータを含めるようにしてください。受発注処理データを含むインポートプロファイルを「財務のみ」のビジネスユニットにインポートすることは可能ですが、財務のみのデータが含められ、受発注処理のデータは無視されます。 - ペイロードの保存
- このオプションにより、処理時に入力ペイロードと出力ペイロードの両方またはいずれかを保存するのかどうかを指定します。[入力]、[出力]、または [両方] を選択します。ペイロードを保存しない場合は [なし] を選択します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 電子メール通知
- [電子メール通知] リストで [有効] を選択して処理完了時にユーザーに電子メールで通知するか、通知しない場合は [無効] を選択します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 電子メールアドレス
- 処理完了時に通知を送信する、完全な電子メールアドレスを入力します。たとえば、[name@emailserver.address] と入力します。複数のメールアドレスに送信する場合は、メールアドレスをセミコロン ; で区切って、すべてのアドレスをこのフィールドに入力します。
注: 電子メールアドレスは妥当性検査されないため、入力したメールアドレスが正しいかどうか確認してください。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 電子メール内容
- 電子メール通知には、処理の成功、失敗を通知するテキストが自動的に含まれます。この通知にテキストを追加したい場合は、ここにテキストを入力します。追加しない場合は空欄にします。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
-
[プロファイルの保存] をクリックします。
プロファイルを保存しない場合は [変更の破棄] をクリックします。
- [はい] をクリックして [転送プロファイル] に戻るか、[いいえ] をクリックして [転送プロファイルデザイナ] に留まります。