H/R 休暇計算

このユーティリティは、各従業員のクラスに設定された [休暇パラメタ] に基づき、指定範囲の従業員に対して年間に取得された休暇時間を計算します。取得された休暇時間数は [従業員休暇] フォームの [年間取得日数] フィールドに表示され、[最新更新日] フィールドが今日の日付に更新されます。

このユーティリティで従業員の休暇時間を計算する前に、従業員の [従業員休暇]レコードを追加する必要があります。

休暇の計算に使用する [年間サービス日付基準] (従業員の入社年月日または [勤続年数の固定日] フィールドで指定される固定日のいずれか) を指定してください。ただし、従業員の勤続年数が [休暇パラメタ] フォームの [開始年度] 以上でないと、その日数/期間の値は計算に使用されません。

[有給休暇] を [従業員] フォームの従業員に対し選択する場合、そのユーティリティはその従業員の [入社日] または [調整済入社日] を使用し、該当する場合は休暇期間を計算します。

企業を退職した従業員があり、休暇計算を使用する場合、退職従業員のレコードは省かれます。システムでは、従業員が退職した時点で残りの休暇が計算されていると想定されます。ただし、この従業員のレコードは、休暇計算の実行時に、最終処理済計算でカウントされます。

たとえば、従業員 13 が退職しました。従業員 １ ～ 25 に対して休暇計算を実行します。従業員 13 は省かれますが、ユーティリティの終了時に表示される完了メッセージには、25 人の従業員が正しく計算されたことが示されます。