マルチビューフォームについて

マルチビューフォームは、分割バーで隔てられた 2 つのペインのウィンドウに表示されるコレクションにバインドされます。分割バーは垂直にも水平にもできますが、垂直が一般的です。

片方のペイン(通常は左側のペイン)には、コレクションのレコードがグリッドで表示されます。他方のペインには、コレクションの単一の IDO レコードの詳細が表示されます(グリッドで現在選択されている品目)。

例:

マルチビューフォームには、プライマリコレクションが含まれている必要があります。また、サブコレクションまたは 2 番目のコレクションを 1 つ以上含めることもできます。通常、グリッドビューにはプライマリコレクションのみが表示されます。サブコレクションまたは 2 番目のコレクションが含まれている場合、通常、詳細ビューの上部にプライマリコレクションが表示され、下部にサブコレクションまたは 2 番目のコレクションが、多くの場合はグリッドで表示されます。

マルチビューフォームでの作業

通常、マルチビューフォームではフィルタがサポートされます。ユーザはフィルタを実行するか、あるいは関連する照会フォームを起動することができます。照会フォームは、呼び出し元のフォームに結果を返すことができます。

マルチビューフォームでは、以下の作業が可能です。

  • グリッドビューで品目を選択して、コレクションを移動する
  • いずれかのビューでデータを編集する
  • 分割バーを動かして、一方のビューをもう一方のビューより広くする
  • いずれかのビューを完全に非表示にする
  • フォームを閉じるときにビューの状態と分割バーの相対的な位置を保存する

一度に表示できるレコードの数は、システムレベルの設定とユーザレベルの設定の両方で制御されます。