外部システムトランザクションログ - XML 文書書式
外部システムは、標準的な「UpdateCollection」IDO 要求 XML 文書を使用し、HTTP プロトコルを介してアプリケーションにログレコードを転送できます。XML 文書には、元のトランザクション ID、送信時間、メッセージ送信元のサイト名、およびメッセージのテキストが含まれます。この情報をさまざまに使用して、たとえば別のシステムにアップロードされているアプリケーションデータに対し、その別のシステムの応答を監視することができます。
XML 文書には、次のものが含まれます。
- 元のトランザクション ID
- ログメッセージが外部システムによって送信された時刻
- 外部システムのサイト名
- メッセージのテキスト
以下に、ExtSystemTransLog テーブルにレコードを挿入するために、外部システムから CloudSuite Business に送信される IDO 要求文書のサンプル XML を示します。このテーブル内のレコードは、 [外部システムトランザクションログ] に表示されます。
角カッコ内の文字は、実際の値に置き換えてください。
<IDORequest>
<RequestHeader Type="UpdateCollection">
<RequestData>
<UpdateCollection Name="MGCore.ExtSystemTransLogs" RefreshAfterUpdate="N">
<Items>
<Item Action="Insert">
<Property Name="TransIdentifier" Modified="Y">[trans_id]</Property>
<Property Name="LogMessageSentDate" Modified="Y"> [datetime]</Property>
<Property Name="ExtSite" Modified="Y"> [ext_site_name]</Property>
<Property Name="LogDesc" Modified="Y"> [log_msg] </Property>
</Item>
</Items>
</UpdateCollection>
</RequestData>
</RequestHeader>
</IDORequest>
文書に含める情報
アプリケーション に送信される XML 文書には、次のプロパティの値が含まれる必要があります。
- TransIdentifier は、XML IDO 要求文書が送信されたときに、アプリケーションから外部システムへ送られた元のトランザクション ID です。これは、ログメッセージを元のトランザクションと照合するための参照として使用できます。この
ID は、たとえば次のように、元のトランザクションの IDO 要求タグに含められている情報を参照する必要があります。
<UpdateCollection Name="EXTFIN.ExtFinLedgerPosting.ledger> または <LoadCollection Name="Table!Customer"> または <Method>CalcHrsSp<\Method>
- LogMessageSentDate は、外部システムがログメッセージを送信した時間(YYYYMMDDHH:MM:SS の標準日付形式)です。この情報は必ずしも含める必要はありません。
- ExtSite は、このアプリケーションから外部システムへの元の XML IDO 要求文書に「ターゲットサイト」として含められた、外部システムのサイト名です。
- LogDesc は、最大 2800 文字のログメッセージのテキストです。