ユーザ設定、診断オプション

[ユーザ設定] ダイアログボックスの [診断] タブでは、以下のオプションを利用できます。

設定 説明/コメント/手順
[一般設定]:  
有効 選択すると、診断情報はセッションログに記録されます。

選択しない場合、診断情報は記録されません。

注意:  診断情報の記録を有効化すると、システムパフォーマンスにマイナスの影響が出る可能性があります。そのため、これを有効化するのは開発環境でのみにしてください。
システム情報 選択すると、診断情報が記録されたときに、システム情報がセッションログに含まれます。これらのメッセージにより、最新の言語 ID、最新の文字列テーブル、有効になっているその他の一般設定が特定されます。

選択しない場合、この情報は省略されます。

ディスクへの保存 選択すると、診断情報が、お使いのコンピュータハードドライブに直接書き込まれます。中間階層のメッセージは、セッションログに記録されている場合も除外されます。システムは、WinStudio.log ファイルを生成し、C:\Documents and Settings\login\Local Settings\Temp フォルダ(ここで login はワークステーションログイン)と、その後ランダムな名前で生成されたフォルダに保存します。

例:

C:\Documents and Settings\JohnQPublic\Local Settings\Temp\1\Winstudio.log

注:  WinStudio.log ドキュメントを見つけるには、目で検索するより、Windows の検索機能を使用した方が簡単な場合があります。

選択しない場合、診断情報は、セッションログにのみ記録され、別のファイルには記録されません。

注意:  このオプションを選択すると、処理が遅くなります。
セキュリティ 選択すると、フォームレベルおよびコンポーネントレベルの権限に関する情報がログに記録されます。

選択しない場合、セキュリティ情報はログから省略されます。

フォームの色設定:  
初期化 選択すると、初期化パラメタについての情報を含め、フォームが開かれるたびに、診断レコードがにエントリが含まれます。

選択しない場合、フォーム初期化データは記録されません。

イベント 選択すると、システムで生成される各イベントに関するエントリが診断レコードに含まれます。

選択しない場合、イベントデータは記録されません。

イベントハンドラ設定:  
含む 選択すると、イベントハンドラについての情報は、イベントハンドラが使用されているときには常に、診断レコードに含まれます。

選択しない場合、イベントハンドラデータは記録されません。

バリデータ設定:  
含む 選択されると、バリデータが使用されるときは常に、バリデータについての情報が診断情報に含まれます。

選択しない場合、バリデータデータは記録されません。

変数設定:  
初期化 選択すると、変数を選択するたびに、変数がグローバルなのかそれともフォームレベルなのか、永続的なのかそれともテンポラリなのかに関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、変数初期化データは記録されません。

変更された値 選択すると、変数の値を変更するたびに、過去の値および新規の値に関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、変数の値が変更されるときに、データは記録されません。

依存通知 選択すると、変数の値の変更によって変数の従属項目がリフレッシュされるたびに、データが含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

[コール詳細設定]:  
スクリプト 選択すると、スクリプトパラメタや戻り値を含め、スクリプトの実行に関する診断情報が含まれるようになります。

選択しない場合、スクリプト実行データは記録されません。

IDO メソッド 選択すると、メソッドパラメタ、戻りコード、エラーメッセージを含め、イベントハンドラ、または確認者で実行された IDO メソッドに関する診断情報が含まれるようになります。

選択しない場合、この診断情報は記録されません。

フォームサーバ 選択すると、フォームデータが取得されたフォームサーバに関する診断情報が含まれるようになります。

選択しない場合、この診断情報は記録されません。

コンポーネント設定:  
初期化 選択すると、コンポーネントに関する情報がログに含まれるようになります。

選択しない場合、このグループの他のオプションが選択されていても、コンポーネントに関する情報は記録されません。

一覧作成 選択すると、一覧の作成時および一覧の無効化時に一覧に関する情報が含まれるようになります(そのため次回のアクセス時に一覧が再作成されます)。

選択しない場合、一覧作成情報は記録されません。

ユーザとの対話 選択すると、以下の操作に関するメッセージなど、全てのユーザとコンポーネントとのやりとりが記録されるようになります。
  • コンポーネントへのフォーカス、またはコンポーネントからのフォーカスの移動
  • 一覧からの品目の選択
  • コンポーネント上のボタンのクリック
  • フィールドに入力中のデータ
  • グリッドで、結果として変更とマークされるレコードの変更
  • コレクション全体を保存する前の、グリッドでのレコードの保存
  • 変更データの処理を行う他の任意の実行
注意:  このオプションを選択すると、多数のエントリがログ内に生成されるため、システムパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

選択しない場合、ユーザコンポーネントのやりとりのデータは記録されません。

ソースへの/からのデータ 選択すると、変数、プロパティ、または派生値の作成など、ソースとの間で移動するデータ、またはコンポーネントに割り当てるデータに関する情報が含まれるようになります。
注意:  このオプションを選択すると、多数のエントリがログ内に生成されるため、システムパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

管理への/からのデータ 選択すると、コンポーネントの制御との間で移動するデータに関する情報がログに含まれるようになります。
注意:  このオプションを選択すると、多数のエントリがログ内に生成されるため、システムパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

依存通知 選択すると、コンポーネントの値が変更されたためにリフレッシュされるコンポーネントの依存関係についての情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

IDO コレクション設定:  
初期化 選択すると、コレクションを取得するために IDO に渡されるパラメタ、組み込まれるプロパティ、どのコンポーネントがコレクションに結合されるのかに関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

コマンド 選択すると、コマンドと標準操作に関する情報がログに含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

概要の更新 選択すると、コレクションの更新または保存の概要情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

依存通知 選択すると、依存関係への通知に関する情報がログに含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

概要のロード 選択すると、コレクションをロードするプロセスの概要が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

値の更新 選択すると、プロパティ値がコレクションで更新されるたびにコレクション更新時に送信されるそれぞれの個々の値のレコードとともに、コンポーネントまたはスクリプトからの個々の要求などのデータが含まれるようになります。
注意:  このオプションを選択すると、多数のエントリがログ内に生成されるため、システムパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

値のロード 選択すると、プロパティ値がコレクションから取得されるたびにコレクションロード時に取得される個々の値のレコードとともにコンポーネントまたはスクリプトからの個々の要求などのデータが含まれるようになります。
注意:  このオプションを選択すると、多数のエントリがログ内に生成されるため、システムパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

キーワード定義:  
概要 選択すると、解釈される前後の文字列に関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

変数 選択すると、V()、FV()、および FVN() キーワードの置換の詳細に関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

プロパティ 選択すると、P() および FP() キーワードの置換の詳細に関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

コンポーネント 選択すると、C() および FC() キーワードの置換の詳細に関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

スクリプト 選択すると、SCRIPTS キーワードの置換の詳細に関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

その他 選択すると、CURDATE()、STRINGS()、および他の代替キーワードの置換の詳細に関する情報が含まれるようになります。

選択しない場合、このデータは記録されません。

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