グループ IDO フィルタの例

顧客 BigCycle(顧客番号 89765)には、Web ポータルから CloudSuite Business にログインしてオーダの状況をチェックすることが許可されている従業員が 20 名います。ログインごとに個別の IDO フィルタを設定する代わりに、BigCycleLogins という名前の「グループ」を設定し、20 名のユーザ全員をそのグループのメンバにすることができます。次に、そのグループ用のフィルタを作成できます。このためには、以下のようにフィールドを設定します。

フィールド 設定 注記
IDO SLCOs フィルタは SLCos IDO にのみ適用されます。(オーダの詳細を表示できるようにするには、SLCoitems IDO 上でも同様のフィルタを設定する必要があります。)
ユーザ   空白のままにして、フィルタを全てのユーザに適用します。
グループ BigCycleLogins フィルタはグループ内の全てのユーザに適用されます。
プロパティ CustNum 比較される値を持つプロパティは SLCos.CustNum です。
(演算子) =  
この値 リテラル  
(リテラル) 89765 このリテラル値が CustNum プロパティの値と比較されます。

[この句の追加]をクリックすると、次のような擬似 SQL 照会が表示されます。


(CustNum = "  89765")
	

フィルタを有効化して保存したら、CloudSuite Business にログインして SLCos IDO からのデータを要求する BigCycleLogins グループのユーザには、CustNum = 97765 であるレコードしか表示されなくなります。

各自が CloudSuite Business ログインアクセスを持つ数名のユーザを擁する顧客が 10 社ある場合、顧客ごとに 1 グループを作成し、次に SLCO 上に 10 個の「グループ」 IDO フィルタ(顧客グループごとに 1 フィルタ)を作成できます。

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