請求バッチについて

請求バッチ機能の使用には JapanCountryPack ライセンスが必要です。

請求バッチ機能で使用されるフォームは以下の通りです。

  • [顧客]
  • [売掛転記済トランザクション詳細]
  • [請求バッチ生成]
  • [請求バッチ]
  • [請求バッチ詳細]
  • [請求バッチレポート]

請求バッチには、他の請求バッチにまだ印刷されていない全ての請求、返品伝票、および借方伝票が表示されます。全ての請求、返品伝票、借方伝票の確認、ならびに請求バッチからの個別レコードの削除も行うことができます。その後、請求バッチを印刷することができます。各請求バッチには一意の番号が割り当てられます。 [請求バッチ生成] フォームに入力された完了日を基準に請求バッチが生成されます。請求バッチの完了日を使用して、 [顧客] フォームで指定された顧客の請求バッチの締日と完了日を一致させることによって、請求バッチの対象になる顧客を決定します。

生成処理と印刷処理では、 [売掛転記済トランザクション詳細] フォームの [請求日] フィールドと [支払日] フィールドが使用されます。たとえば、[10/10/13] に設定されていた請求日が、何らかの理由によって [11/10/13] に変更されたとします。 [請求バッチ生成] フォームで [請求バッチ作成ルールの上書] フィールドがオンに設定されていない限り、[10/20/13] の生成ではこの請求は処理されません。

支払では、[支払日]を使用して、支払が行われる時点を決定します。この日付が変更されると、 [請求バッチ詳細] フォームおよび [請求バッチレポート] の [前回の請求] と [支払] の計算に影響します。[05/12/13]に設定されていた[支払の支払日]が[11/12/13]に変更された場合、この支払は 11 月の支払に表示され、5 月の支払には表示されません。5 月の再印刷を行った場合、5 月の支払としては表示されないため、その値は異なります。

ダミー請求書

以前のバージョンからアップグレードした場合、顧客に送付する最初の請求に、対象日以前の請求、返品伝票、借方伝票が表示されないようにするために、ダミー請求書の作成が必要になります。通常の月内で実行する各締日に対してダミー請求バッチを作成します。現行期間の請求、返品伝票、借方伝票が請求バッチ生成に含まれないようにするためには、以前の完了日を使用する必要があります。既にシステムに登録されているが請求バッチ処理の対象になっていない顧客を請求バッチ処理に追加する場合は、その顧客に対してダミー請求を作成してください。これにより、対象日以前の請求、返品伝票、借方伝票が現行期間の請求バッチに表示されなくなります。

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