見積ジョブの作成

見積ジョブには、所要数量、完了予定日など、見積る品目に関する情報が含まれます。ただし、見積ジョブは実際の工程生産計画には含まれません。

注: [成型業パック] を使用して、 [見積副製品ジョブオーダ] または [見積連産ジョブオーダ] を作成している場合は、[見積副製品ジョブの作成]または　「見積連産ジョブの作成］のトピックを参照してください。

新規見積ジョブオーダを作成するには：

[見積ジョブオーダ] フォームを開いて、ツールバーの [フィルタ] ボタンをクリックします。
[実行 > 新規]を選択します。
次のフィールドに適切なデータを入力します。
- ジョブ:ユニークな数字、文字、またはそれらの組合せ。デフォルトでは、システムが次の一意の番号を使用します。接尾辞を使用すると、別のジョブのサブ組立品を表すことができます。 [工程管理パラメタ] フォームでグローバル接頭辞である [ジョブ接頭辞] を設定すると、順序番号を表示できます。
- ジョブ接尾辞（オプション）：この見積ジョブを別の見積ジョブのサブ組立品として識別する接尾辞を入力します。見積ジョブ接尾辞は、[工程管理パラメタ]フォームで [ジョブ接尾辞] フラグを [「いいえ」] に設定することにより、無効にすることができます。見積ジョブおよびジョブは、同じジョブ接尾辞パラメタを使用できます。
- 品目完成品品目として有効な品目番号を入力、または選択します。
- 再加工:これが再加工オーダの場合、[再加工] チェックボックスをオンにします。再加工オーダによって、修理する品目をジョブの最終品目およびコンポーネントにすることができます。このように再帰的な部品表構造は、再加工ジョブでのみ可能です。
- ジョブ日付:デフォルトでは、システムは現在のシステム日付を使用します（ジョブの作成日を今日の日付と異なるようにしたい場合を除き、このフィールドを変更する必要はありません）。
- 状況状況を選択するか、デフォルトの状況である「作業中」を受け入れます。
  [状況] フィールドの説明を参照してください。
- 改訂情報（オプション）：設計変更通知によって在庫が影響を受けるとき、適切な改訂情報を入力します。
- 発行済: このジョブに対して生産する品目の数を入力します。
- 開始日付:見積ジョブの開始日を入力します。[終了日] フィールドは、それまでに完了しなければならない日付です。[開始] の日付は入力が必要ですが、[終了] の日付はジョブの保存時にシステムで自動的に計算されます。完了予定日は、[ATP 取得] または [CTP 取得 ]ボタンをクリックするか、プランニング処理またはスケジューリング処理を実行すると自動的に挿入されます。
  注: 開始日または終了日が週末になり、土曜日と日曜日が製造日として定義されていない場合、システムでは、週日を反映するように日付が調整されます。
[参照] タブを選択します。次のフィールドに適切なデータを入力します。
- 送付先:送付先の区分を選択します。デフォルトでは、在庫を使用します。このフィールドは、[オーダ数量]、[オーダ日付]、[納期] を調べるために [明細] フィールドとともに使用されます。
- 親ジョブ（オプション）：見積ジョブが別の見積ジョブのサブ組立品である場合、親ジョブの番号を入力します。
- 最終ジョブ（オプション）：このジョブの品目が組み込まれる完成品を定義するジョブオーダ番号を入力します。デフォルトでは、システムは最新見積ジョブを使用します。
新規見積ジョブを保存するには、 [実行] > [保存] を選択します。