例外シフトの例
停止時間例外
資源を定義する際、資源が利用可能なシフトを指定します。例外シフトをそれらのシフトの 1 つに適用し、シフトを短縮し、資源の有効性を減少させることができます。
この例では、次の 2 つのシフトで検討します。SHIFT1 および SHIFT2
- SHIFT1 は、月曜~金曜の 07:00 ~ 15:00 に稼働します。
- SHIFT2 は月曜~金曜の 15:00 ~ 23:00 に稼働します。
- 資源 RES1 と RES2 は、どちらもこれらのシフト中に利用可能です。
3 月の最初の 2 週間に RES1 の SHIFT2 をキャンセルする(RES2 はそのまま)には、RES1 資源レコードで例外シフトを次のように定義できます。
- 03/01/2008 00:00 ~ 03/14/2008 24:00 に稼働
- [稼働シフト] フィールドを [停止時間] に設定
- [シフト ID] フィールドで SHIFT2 を参照
この例外により、この期間中、SHIFT2 に対して RES1 が利用不可になります。
注: [シフト ID] フィールドを空白にしておくと、例外シフトは資源が稼働した全てのシフトに適用します。この例では、RES1 の SHIFT1 と SHIFT2 です。
残業例外
また、例外シフトを使用して資源の有効性を増大することもできます。そのためには、資源に関連しないシフトと、資源そのものの両方に適用する例外シフトを定義します。これにより、資源のシフト時間が拡張され、その有効性が増大します。
たとえば、2 つのシフトについて検討します。SHIFT1 および SHIFT2
- SHIFT1 は、月曜~金曜の 07:00 ~ 15:00 に稼働します。
- SHIFT2 は月曜~金曜の 15:00 ~ 23:00 に稼働します。
- 資源 RES1 はこれらのシフト中に利用可能です。
3 月の最初の 2 週間に RES1 に 3 番目のシフトを追加する場合、SHIFT3 が日曜~金曜の 23:00 ~ 07:00 に稼働するように定義し、RES1 資源レコードの例外シフトを次のように定義します。
- 03/01/2008 00:00 ~ 03/14/2008 24:00 に稼働
- [稼働シフト] フィールドを [ワーク] に設定
- [シフト ID] フィールドで SHIFT3 を参照
これにより、この期間中、SHIFT3 に対して RES1 が利用可能になります。
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