外部費用レポートの処理

費用レポートは BOD として Infor Expense Management のような他のアプリケーションから CloudSuite Business に送信できます。

CloudSuite Business では、買掛システムまたは給与システムを通じて、これらの BOD を処理できます。これは、 [買掛パラメタ] フォームの [外部費用レポートを買掛で処理] フィールドの設定で決定されます。

  • [外部費用レポートを買掛で処理] が選択されていると、費用は従業員レコードにリンクされている購入先レコードを通じて支払われます。
  • [外部費用レポートを買掛で処理] が選択されていないと、費用は給与支払を通じて従業員に支払われます。

費用レポートの処理を始める前に、CloudSuite Business の従業員情報と特定のコードを設定する必要があります。買掛を通じて費用を処理する場合、以下のタスクを実行する必要もあります。

  • [外部費用区分] フォームで、適切なトランザクションおよび支払証書配賦の生成に使用する情報を指定します。通常の費用区分とは航空運賃、飲食、またはホテルなどのようなものです。Infor XM 費用レポートで、この費用区分は Infor XM プロジェクトに結び付けられます。Infor XM プロジェクトには、接頭辞(サービスオーダなら SRO_、プロジェクトなら PRJ_、ジョブオーダなら JOB_、またはその他コストセンタの接頭辞)があります。たとえば、[ホテル] の費用区分は、CloudSuite Business の特定のサービスオーダに移行する SRO_SO0000000002/1 に結び付けられます。

    トランザクション区分(接頭辞)で、指定した費用区分の CloudSuite Business 処理中に、このフォームのフィールドを使用する方法について決定します。

    • コストセンタ、つまり費用が CloudSuite Business オーダに結び付けられていないインスタンスでは、[支払証書費用勘定] は、買掛支払証書配賦に使用されます。
    • ジョブオーダでは、[オーダオフセット勘定] が買掛支払配賦に使用されます。その勘定は、ジョブ資材トランザクションが転記される際に貸方にも記載されます。[U/M] フィールドは、資材トランザクションに必要で、一般的に [EA] に設定されます。
    • サービスオーダでは、[オーダオフセット勘定] は買掛支払証書配賦に使用されます。SRO [その他コード] は、「その他」のサービストランザクションに使用され、その他コードの勘定を取得します。その勘定は、サービスオーダトランザクションが転記される際に貸方に記載されます。
    • プロジェクトオーダでは、このフォームの [原価コード] は買掛支払証書配賦の原価コードに設定されます。原価コードおよびプロジェクトを使用して、その配賦に使用する勘定科目データを取得します。買掛支払証書が転記されると、そのプロジェクトオーダ/タスクに対してプロジェクトトランザクションが作成され、転記されます。
  • 購入先レコードを設定して、費用払戻を受け取る各従業員に関連付けます。

詳細については、Infor CloudSuite Business Integration Guide for Infor Expense Management (統合ガイド)を参照してください。