QCS サプライヤ検査頻度区分ロジック

このトピックでは頻度区分について説明し、いくつかの例を示します。

  • CERT

    品目の受入時に品質チームによる検査は不要です。システムがスキップした全受入を「承認済」と自動的にマークする場合、全証明区分の受入は「承認済」とマークされます。この検査頻度区分では、数量は必要ではなく、使用されることもありません。

  • COUNT QCS_Item_Inspection_Break_Quantity

    購買オーダ受入時に、最後の QC イベント以降に受け入れた数量がこの QCS 品目に設定された数量に達するかまたはそれを超過した場合には、品目は QCS 検査に移動します。COUNT 間隔区分で品目を設定すると、QCS の [品目検査基準数] は、デフォルトとして、選択した [検査頻度] に設定された値になります。

    例:

    QCS 品目の検査基準数 = 100

    実行された購買オーダ受入:01/06 数量 40、01/13 数量 40、01/20 数量 40、01/27 数量 40。

    01/06 の受入は、QCS による以前の受入がないため、QCS に移動します。

    01/13 の受入は、最終検査以降に 40 しか受入がなかったためにスキップされます。

    01/20 の受入は、最終検査以降に 80 しか受入がなかったためにスキップされます。

    01/27 の受入は QCS に移動します。

  • DATE QCS_Item_Next_Inspect_Date

    購買オーダ受入時に、受入日がこの QCS 品目に指定された日付以降である場合には、受入は QCS に移動します。QCS 品目の検査日は手動で変更してください。DATE 間隔区分で品目を設定すると、QCS の [品目次回検査日] は、デフォルトとして、現在の日付にデフォルトの日数を加えた日付になります。

  • DAYS QCS_Item_Next_Inspect_Date

    購買オーダ受入時に、受入日がこの QCS 品目に指定された日付以前である場合には、受入は QCS に移動します。この QC 項目の次回検査日付が [検査基準数] に基づいて計算され、QC 品目レコードが更新されます。DAYS 間隔区分で品目を設定すると、QCS [検査基準数] はデフォルトとして、選択された [検査頻度] になり、QC [品目次回検査日] はデフォルトとして、現在の日付にデフォルトの日数を加えた日付になります。

  • FREQ QCS_Item_Inspection_Break_Qty

    例:QCS 品目の検査基準数と、01/06、01/13、01/20、01/27、02/03、02/10 の購買オーダ受入。01/06 の受入は、QCS により以前の受入が送信されていないため、QCS に移動します。01/13 の受入は、最終 QC イベント以降の最初の受入であったためにスキップされます。01/20 の受入は、最終 QC イベント以降の 2 番目の受入であったためにスキップされます。01/27 の受入は、最終 QC イベント以降の 3 番目の受入であったため、QCS に移動します。