品質管理の概要

RF 検品コンテナクローズ機能は、ピッキング作業や積合せ作業の監査結果を記録することができる機能です。監査担当者は、RF トランザクションを使用して、監査結果を記録します。倉庫では、3 つのユーザー定義フィールドを使用して、各監査で記録する情報を定義することができます。

アプリケーションの在庫レベルと実際の在庫に差が生じる最も一般的な原因は、ピッキングの間違いです。このため、ほとんどの倉庫業務でピッキング済商品の監査が実行され、追加トレーニングが必要なピッキング作業者を特定する作業が行われています。監査担当者は、ピッキング明細レコードおよび追跡 ID レコードのフィールドを使用して、ピッキング監査および積合せ監査を記録することができます。

また、この機能を使用すると、ピッキングされた商品の品質を検査し、破損した商品や低品質の商品を出荷前に不合格にすることもできます。不合格になった数量は、自動的に注文から引当解除されます。ただし、不合格商品の再引当は自動的に実行されません。倉庫では、必要に応じて通常の方法で再引当を行う必要があります。