出庫検品サンプリングルール

このタブを使用して、出庫注文の品質管理 (検品) 検査をトリガーするパーセンテージレベルを設定します。荷主、出荷先、出荷先グループ、あるいはピッキングを実行したユーザーをもとにしたサンプリングルールができます。

注文タイプ、荷主、出荷先内の出庫検品設定に基づく出庫検品のグローバルルールが、既存のサンプリングルールよりも優先されます。グローバルルールがなくサンプリングルールの設定がある場合は、サンプリングルールが評価され、どのルールを使用するかが決定されます。基準を満たす出庫検品サンプリング行が注文に複数存在することもあります。

ルールの順序決定

次のようなサンプリングルールの組合せは出庫注文に含まれる取引先に対しても設定可能で、これによって特定の注文への適用順が決まります。

  • 荷主と出荷先コード
  • 荷主と出荷先グループ
  • 出荷先コード
  • 出荷先グループ
  • 荷主

出荷先グループは出庫検品の設定内で利用可能で、同じグループから複数の顧客に同じサンプリングルールを定義する方法を提供します。

たとえば、200 の大型店舗が WM001、WM002 などの出荷先取引先を設定しているとします。店舗の企業は注文の 10% に出庫検品の実施を要求しています。出荷先グループの設定を使用し、200 の出荷先レコードそれぞれに関連付けられた WM というグループを作成することで、200 のサンプリングルールを作成する代わりに 1 つのレコードで出庫サンプリングルールを管理できます。もし、WM 出荷先グループ内のある特定の店舗に異なるルールが必要な場合は、その特定の出荷先コードを検品サンプリングに追加できます。また、たとえば配送ミスにより、ある店舗の検品を 25% に上げる必要がある場合は、検品パーセントを変更できます。