ビジュアルワークビューアの概要
[ビジュアルワークビューア] ページでは、ファシリティを視覚的に表示し、出庫活動の進捗を監視することができます。画面ではファシリティの 3 D レンダリングが使用され、ユーザーが出庫作業をリアルタイムで表示できます。
ビジュアルワークビューアを使用して、次のアクションを実行します:
- ピッキング済と未処理のものを識別
- ロケーションとタスクを検査
- 移動セクション別にワークを表示
- ウェーブ別に未処理の項目を検索
- ウェーブ別にワークを表示
- 引当と不足を識別し、補充を生成
- 迅速なピッキング
- 積付レーンとドアの管理
ピック済、梱包済、積付済の在庫が、開始されていない出庫在庫とともに、レンダリングで表示されます。ユーザーは次のタスクを実行できます:
- ロケーションの検査
- タスク活動をフィルター
- 移動セクション状況の見直す
- ウェーブの計画
- ウェーブの進捗の表示
- 補充の生成
- 順序またはコマンド優先度を変更
この画面から取得される情報に基づいて、ピッキングプロセスを遅らせている出庫を訂正し、出庫を時間通りにドックに送れるように支援して、ファシリティの出庫作業フローを管理することができます。
倉庫を表示するには、ファシリティのロケーションに高さ、幅、長さとともに座標情報が含まれている必要があります。
マウスを使ってビューを操作します。マウスホイールを使ってズームし、左クリックしてマウスをホールドして回転し、右クリックしてマウスをホールドするか矢印キーを使ってパンします。
ツールバーのアイコンボタンを使って、表示の中心を変えたり、すべての表示設定をリセットしたり、新しいウィンドウでページを開いたりできます。
ロケーションにマウスを合わせるとロケーションが強調表示され、必要なロケーションを選択できます。
初期ビューでは、ファシリティのデフォルトセクションと関連付けられているすべてのロケーションが表示されます。選択されたメニューオプションは画面左側に表示され、画面の他の大部分には現在のファシリティが表示されます。
[
] メニューで選択するロケーションが画面に表示され、他のメニューオプションを使用する間にも利用できます。ファシリティで操作する選択内容と機能は、ユーザーがセクションを変更するかフィルターと表示をリセットしない限り、後続の表示でもそのまま残ります。リストには、倉庫のセクションテーブル構成からのすべてのセクションが含まれます。ロケーションは、デカルト座標系を使用してファシリティビューアマップに配置されます。ロケーションは、以下のロケーション構成に基づいて [ファシリティビューア] に表示されます。
フィールド | 説明 |
---|---|
X 座標 | ロケーションの X 座標。X および Y の座標 (0,0) がマップの左下隅に表示されます。X 座標の値は画面の左から右に移動すると大きくなります。値は、左下隅からの距離を表す正の整数で指定する必要があります。 |
Y 座標 | ロケーションの Y 座標。X および Y の座標 (0,0) がマップの左下隅に表示されます。Y 座標の値は画面の下から上に移動すると大きくなります。値は、左下隅からの距離を表す正の整数で指定する必要があります。 X 座標と Y 座標により、マップでのロケーションの前面中央の位置が決まります。指定する単位が、品目設定に定義されている単位、およびロケーションの高さ、幅、奥行と同じでなければなりません。 |
Z 座標 | ロケーションの Z 座標。Z 座標を使用して、ロケーションの床からの高さを指定します。床からの距離を表す正の整数で値を指定します。 |
奥行 | ロケーションの奥行。奥行と幅により、マップでのロケーションのサイズが決まります。ロケーションは Z 座標から指定した奥行で描画されます。この値は、小数ではなく、正の整数値で指定します。 |
幅 | ロケーションの幅。奥行と幅により、マップでのロケーションのサイズが決まります。ロケーションは Y 座標から指定した幅で描画されます。この値は、小数ではなく、正の整数値で指定します。 |
高さ | ロケーションの高さ。ロケーションは Z 座標から指定した高さで描画されます。この値は、小数ではなく、正の整数値で指定します。 |
レベル | ロケーションのレベル。地面レベルのロケーションの値は 0 になり、レベルが上がると値が増えます。 |