循環棚卸の実行 - ロケーション別品目
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RF 端末のメインメニューで [タスクマネージャ] を選択します。[タスクマネージャ (TMM)] 画面が表示されます。
注:
WMS アプリケーションで労務モジュールが有効化されていて作業の開始を選択しなかった場合は、表示を続行する前に作業を開始する必要があることを示すメッセージが表示されます。作業の開始と停止に関する情報については、『Infor WMS 生産性と労務ユーザーガイド』を参照してください。
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次の情報を指定します:
- エリア
- 作業者が作業しているエリア
- タスク
- 循環棚卸を選択すると、タスクユーザーは循環棚卸タスクのみを受け取るように制限されます。
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[Enter] キーを押します。該当する場合は、最初の循環棚卸タスクが表示されます。[循環棚卸 (PCC1)] 画面が再表示されます。
WMS 労務モジュールが有効化されている場合、タスクの標準の時間が画面に表示されます。
注:画面の上側の部分は読み取り専用ですが、下側の部分は編集できます。
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[Enter] キーを押します。該当する場合は、最初の循環棚卸タスクが表示されます。[循環棚卸 (PCC1)] 画面が再表示されます。
WMS 労務モジュールが有効化されている場合、タスクの標準の時間が画面に表示されます。
注:画面の上側の部分は読み取り専用ですが、下側の部分は編集できます。
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次の情報を指定します:
- 品目
- 棚卸対象の品目コード
- ロケ
- 棚卸ロケーション
- 数量
- 棚卸の検数数量
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[Enter] キーを押します。
品目に設定された循環クラスの許容範囲に基づいて、アプリケーションによって検数結果が判断されます。循環クラスを設定していない場合は、循環クラスの許容範囲は有効になりません。アプリケーションにより、棚卸対象品目に「標準」以外の差異調整ルールがあるかどうかが調べられます。
数量がアプリケーションでの数量と一致しないが許容範囲内であり、かつ「標準」以外の差異調整ルールがある場合は、次のメッセージが表示されます。
検数がアプリケーションでの数量と一致せず、差異が許容範囲外であり、かつ標準以外の差異調整ルールがある場合、検数が許容範囲外の超過と不足のいずれであるかにより、次のメッセージのいずれかが表示されます。
- 上記のメッセージを終了するには、[Esc] キーを押します。アプリケーションは [循環棚卸] 画面に戻ります。
- 該当する場合は、修正値を入力して棚卸を繰り返します。
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現在システムにない新しい在庫を作成するには、[F3] キーを押します。
プロンプトが表示されると、追加する在庫のロケーションと LPN を入力します。入力された LPN が別の倉庫ロケーションに既に存在しないかがシステムによって確認されます。
LPN が 1 つのロケーションにのみ存在する場合、在庫の状況が [引当済]、[保留]、またはどちらでもないかがシステムによって確認されます。
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[引当済]
ロケーションが [引当済] の場合、次のメッセージが表示されます:
「在庫は既にロケーション xxx にあります。この在庫が引き当てられるので、追加や移動はできません。」
循環棚卸レコードが作成されて [循環棚卸管理] 画面に表示され、検数済在庫がわかります。
- [循環棚卸ヘッダー] と [循環棚卸明細] は、[(4) ロケーション不一致] になります。
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[循環棚卸明細メモ] フィールドには、次のように表示されます:
「在庫は既にロケーション xxx にあります。この在庫が引き当てられるので、追加や移動はできません。」
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[保留]
ロケーションが [保留] の場合、次のメッセージが表示されます:
「在庫は既にロケーション xxx にあります。ロケーション xxx は保留されているため、追加や移動はできません。」
- [循環棚卸ヘッダー] と [循環棚卸明細] は、[(4) ロケーション不一致] になります。
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[循環棚卸明細メモ] フィールドには、次のように表示されます:
「在庫は既にロケーション xxx にあります。ロケーション xxx は保留されているため、追加や移動はできません。」
- [引当済] でも [保留] でもない 在庫が [引当済] でも [保留] でもない場合は、次のメッセージが表示されます:
「在庫はロケーション xxx にあります。システムは在庫を正しいロケーションに移動しています。」
LPN が複数のロケーションに存在している場合は、次のメッセージが表示されます。この LPN は、複数のロケーションに存在します。管理者に連絡してください。
LPN が存在しない場合は、次のようになります:- 入庫画面が表示され、新しい在庫を入力できます。
- この画面は RF 入庫の入庫検査 - ASN にない品目 を省略します。
- 品目に割り当てられているロッタブル検査がシステムで確認されます。在庫の登録に必要な不定貫/データ、連番などのフィールドが表示されます。
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[引当済]
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ロケーションでの最後の検数を終えたら、[Esc] キーを押してタスクを終了します。
WMS 労務モジュールが有効化されている場合、タスクの実績情報が表示されます。
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次のタスクを取得するには、[Enter] キーを押します。当てはまる場合は、次のメッセージが表示されます。
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メッセージ画面を終了してロットおよびライセンスプレート番号をすべて検数するには、[Esc] キーを押します。
ロット/ロケーション/LPN レベルで正しく検数されなかった、品目およびロケーションの循環棚卸タスクが表示されます。