実地棚卸用の初期パラメータを指定

実地棚卸を実行するために必要な最初のステップは、棚卸に含めるロケーションと在庫を指定することです。

実地棚卸用の初期パラメータを指定できます。ゾーンの範囲またはロケーションの範囲を選択できます。または、特定の荷主を指定することもできます。

  • パラメータとして荷主を選択する場合、ロケーション範囲および/またはゾーン範囲を指定して、その荷主の中で棚卸されるロケーションを制限することもできます。
  • パラメータとして荷主を選択しない場合、ロケーション範囲および/またはゾーン範囲を指定して、実地棚卸に含める対象を指定できます。
  • [ロケーション - START/END] および [ゾーン - START/END] フィールドに値を指定しない場合、荷主範囲のすべてのロケーションに関する棚卸の記録が開始されます。

棚卸用の初期パラメータを設定するには:

  1. [WMS] > [実行] > [循環棚卸] > [拡張実地棚卸管理] を選択します。
  2. [新規] をクリックします。[拡張実地棚卸管理] 画面が表示されます。
  3. 次の情報を指定します:
    拡張実地棚卸 ID
    拡張実地棚卸レコードに割り当てられる ID
    注: 
    • このフィールドの値は、レコード作成時には指定できません。
    • ID は複数の管理番号をまとめるときに作成されます。
    管理番号
    一連の実地棚卸と関連付けられる番号
    注: 

    デフォルトで、拡張実地棚卸レコードを作成したときに値が読み込まれます。

    荷主 - START
    実地棚卸リリースの範囲における開始荷主。デフォルトでは、このフィールドは空白です。
    荷主 - END
    実地棚卸リリースの範囲における終了荷主。デフォルトでは、このフィールドは空白です。
    ロケーション - START
    実地棚卸リリースの範囲 (英数字) における開始ロケーション。このフィールド値のデフォルトは [0] です。
    ロケーション - END
    実地棚卸リリースの範囲 (英数字) における終了ロケーション。このフィールド値のデフォルトは ZZZZZZZZ です。
    ゾーン - START
    実地棚卸リリースの範囲 (英数字) における開始ゾーン。このフィールド値のデフォルトは 0 です。
    ゾーン - END
    実地棚卸リリースの範囲 (英数字) における終了ゾーン。このフィールド値のデフォルトは ZZZZZZZZ です。
    レベル - START
    実地棚卸リリースの範囲における開始レベル
    注: 

    デフォルトで、この値は [0] に設定されます。

    レベル - END
    実地棚卸リリースの範囲における終了レベル
    注: 

    デフォルトで、この値は [999,999,999] に設定されます。

    ゾーン複数選択
    拡張実地棚卸の対象となる複数のゾーン
    注: 

    [ゾーン - START] と [ゾーン - END] フィールド、または [ゾーン複数選択] フィールドにのみ値を指定できます。

    拡張実地棚卸ロケーショングループ複数選択
    拡張実地棚卸の対象となる棚卸ロケーショングループ
    プラス調整の理由コード

    数量の差異がプラス調整になる場合に使用される理由コード。このフィールドは必須です。

    マイナス調整の理由コード

    数量の差異がマイナス調整になる場合に使用される理由コード。このフィールドは必須です。

  4. [保存] をクリックします。保存した日時が [作成済] フィールドに反映されます。