[発注別パーセントベース] ルールタイプ

[発注別パーセントベース] ルールタイプを使用すると、LPN 数量などの実際に受領された在庫に基づいて自動割当ルールが実行され、計算されます。

発注別パーセントベース割当は、出荷先が注文数量の 100% を必要とする場合に使用されます。計算されたパーセントを上書きするには、フロースルー割当を作成し、出庫注文で注文数量の 100% を指定する必要があります。

出庫注文が WMS に追加されると、発注別パーセントベースが次のように計算されます。

  • ASN/PO の予定数量 = 2640 ばら (66 ケース)
    注: 

    品目が発注で複数回使用されている場合は、すべての発注明細行の合計予想数量を取得する必要があります。

  • 最初の出庫注文 10003 の数量 = 80 ばら (2 ケース)
  • 2640 ばら ÷ 80 ばら= .03 (3%)

LPN が受領されると、「フロースルー注文 - フロースルー処理数量」がシステムで更新され、次の操作が行われます。

  • フロースルー割当明細に出荷先 ID があるかどうかを検証します。これらの出荷先をまずソートして、注文の 100% を満たす必要があります。
  • 発注別パーセントベースの値に基づいて、残りの注文明細品目を昇順でソートします。
  • LPN の受領時にフロースルー処理数量を計算します。例:
    • LPN - REC_001 の 20 ケースの受領数量
    • SO 10003 のパーセントは 3%
    • 20 CS * 3% = .06 (1 ケースに丸め)
    • この例での丸め単位はケースです。
  • すべての受領在庫が処理されるまで、すべての出庫注文に対してこのプロセスが続けられます。