[明細] タブ
このタブを使用して、名前、名称、正否検査方法、品目の最大パレットなどのソーンの詳細を指定します。
次の情報を [明細] タブで指定します:
- ゾーン
- ゾーンの名称を表す識別コード
- 名称
- ゾーンを説明するテキスト (例: 危険物ピックゾーン)
- 品目別最大パレット数
- このゾーンに棚入することができる 1 つの品目 (SKU) の最大パレット数です。棚入戦略において、サイズ制限がゾーン制限適合の場合に使用されます。
- ロケーション重量共有の最大率
- 他の場所と共有できるロケーションの許容重量の最大率。このフィールドは、ロケーション許容重量共有ロジックで使用され、ロケーション間で共有できる許容重量の量を制限します。0 - 100 のパーセンテージを指定できます。たとえば、10 パーセントと指定した場合、ゾーン内の各ロケーションはロケーションの許容重量を最大で 10 パーセントまで他のロケーションと共有できることを表します。このフィールドは、ロケーションが許容重量を共有するように設定されている場合にのみ使用されます。
- 補充リスト生成
- 補充リスト帳票の対象となるロケーションを制御します。[自動] に設定されている場合、ゾーンのすべてのロケーションは、補充リストの対象とみなされます。[なし] に設定されている場合、ゾーンのロケーションは、補充リストに表示されないものとみなされます。
デフォルトは [自動] です。
注:- この機能は、動的引当およびピッキングにより呼び出されますが、品目が動的に引き当てられたかどうかにかかわらず、ゾーンのすべてのロケーションに適用されます。
- 保管ゾーンを印刷しない場合は、ドロップダウンメニューから [空白] オプションを選択し、デフォルトの [自動] をオフにします。
- 補充緊急度
ゾーンで補充を行っているユーザーに送信される補充タスクの最低優先度 (1 - 9) を表します。タスクは、優先度レベルに基づいて送信されますが、このフィールドで指定された最低レベルに限定されます。
たとえば、[補充緊急度] が 6 に設定されている場合、優先度が 6 までの補充タスクが受信されます。7 以上のタスクは、ユーザーに送信されません。このオプションは、動的引当およびピッキングを実行する前に設定できます。- 正否検査方法
-
RF タスクでのロケーション確認時に使用する検査方法です。
次のオプションがあります:
- 検査数字検査
- ロケーション検査
- 正否検査なし
- RF ピッキング時の数量確認
-
そのロケーションに対して、数量確認が自動的に行われるかを決定するインジケータです。すべての RF ピッキング時に使用されます。
次のオプションがあります:
- 数量確認不可
- 数量確認可能
- 在庫が次の値以下の場合
- ロケーションでピッキングプロセスの一環として数量確認が実行される最大在庫数量です。RF ピック時の数量確認とともに、すべての RF ピッキング時に使用されます。
- デフォルトラベルプリンタ
- このゾーンに割り当てられたロケーションでのピッキングでケース ID/追跡 ID 住所ラベルを印刷する際に使用されるデフォルトのラベルプリンタです。
- デフォルト帳票プリンタ
- このゾーンに割り当てられたロケーションでのピッキングで追跡 ID/ケース ID 内容一覧を印刷する際に使用されるデフォルトの帳票プリンタです。
- 住所ラベルの自動印刷
- このゾーンに割り当てられたロケーションでのピッキングでケース ID/追跡 ID 住所ラベルを印刷する際に使用されるデフォルトのラベルプリンタです。
- カートン内容ラベルの自動印刷
- ケース ID に最後の品目がピッキングされた後、内容一覧ラベルが自動的に印刷されるかどうかを決定します。機能をオンにする場合は、チェックボックスをオンにします。
- カートン内容一覧の自動印刷
- このゾーンに割り当てられたロケーションでのピッキングで追跡 ID/ケース ID 内容一覧を印刷する際に使用されるデフォルトの帳票プリンタです。プリンタの選択に関する詳細については、『Administrator Guide』を参照してください。
- デフォルトピック先
- ゾーンに割り当てられたロケーションでのピッキングで、ピッキング時のデフォルトの移動先として設定されるロケーションです。このフィールドには、[ピック先] または [積付] のいずれかのロケーションのタイプが表示されます。
- 入庫積付ロケーション
- 在庫をゾーンに入れるための積付ロケーションです。この機能は、ピックアンドドロップ機能で使用します。このフィールドには、有効なロケーションを入力する必要があります。定義されている場合、[入庫積付ロケーション] は、品目をゾーンのロケーションに移動する途中で必ず通過する中間ドロップロケーションを表します。情報を入力するときに特定の入庫積付ロケーションを選択するには、ルックアップ機能を使用します。ピックアンドドロップ機能で補充ピッキングを使用するには、入庫積付ロケーションを必ず入力する必要があります。
- 出庫積付ロケーション
- 在庫をゾーンから出すための積付ロケーションです。この機能は、ピックアンドドロップ機能で使用します。このフィールドには、有効なロケーションを入力する必要があります。定義されている場合、[出庫積付ロケーション] は、品目をゾーンのロケーションから搬送する途中で必ず通過する中間ドロップロケーションを表します。 注:
- 特定の出庫積付ロケーションを選択するには、ルックアップ機能を使用します。
- ピックアンドドロップ機能で補充ピッキングを使用するには、出庫積付ロケーションを必ず入力する必要があります。
- ロケーションのクリア
-
クリアが必要な特定のロケーションを 1 つのゾーンにまとめて作業することができる機能です。オンの場合、注文にある品目に対してロケーションの在庫がなくなるまで、RF ユーザーは、同じロケーションでのピッキング作業を繰り返し行います。ロケーションが決定されると、その他の回転ルールは破棄され、選択されたロケーションからのみ品目の残りのピッキングが行われます。
注:この機能を使用する際は、以下のことに注意してください。
- チェックボックスがオンになっている場合のみ使用可能です。また、特定のゾーンに設定されているロケーションに対してのみ適用されます。
- [ロケーションタイプ] フィールドが [その他] に設定されている場合のみ機能します。ロケーションのクリア機能は、特定のゾーンでの動的に引当が行われた品目のみに対応します。
- 動的引当およびピッキングを実行する前に設定できます。
- ピッキング作業者による補充
- ケースピックロケーションにある品目の数量が注文数量より少ない際に、ケースピッキング作業者が補充タスクを担当するときに使用する機能です。作業者がロケーションに到着すると、アプリケーションによって補充タスクが自動生成され、ケースピック作業者に送信されるため、注文のピッキングが可能になります。 注:
- 動的に引当が行われた品目に対してのみ機能します。倉庫業務では、ピッキング作業者による補充の対象は、1 つのゾーンにまとめられた回転率の低い品目にすることをお勧めします。
- 動的引当およびピッキングを実行する前に設定できます。
- 出庫積付戦略
- ゾーンの出庫移動戦略を指定します。ピッキング完了後に製品をどこに移動するのかを戦略で定義します。
- 出庫向け移動ゾーンタイプ
- ゾーンの出庫移動戦略を指定します。ピッキング完了後に製品をどこに移動するのかを戦略で定義します。
- 拡張実地棚卸 - 品目とロケーションレベルで実行
- このチェックボックスをオンにする場合は、拡張実地棚卸が品目およびロケーションレベルでのみ実行されます。このオプションは、[荷主] 画面で指定されている値を上書き変更します。注:
- 在庫棚卸は品目のロケーションにある合計数量に対して実行されます。
- ライセンスプレートまたはロットは個別に検数されません。