品目の不定貫重量または登録データの設定
エンタープライズでは、品目画面の [重量/データ] タブを使用して、入出庫処理時の不定貫重量やデータが設定できます。
- [エンタープライズ] > [設定] > [品目] を選択します。
- 品目を選択します。
- [重量/データ] タブを選択します。
-
オプションで、[入庫時] に次の情報を指定します。
- 連番の入出庫間追跡
- この品目に対し、倉庫で連番の完全な追跡が必要な場合は、チェックボックスをオンにします。トランザクションの一環で在庫を分割する場合、チェックボックスがオンになっていると、各倉庫業務に影響を与える連番を特定する必要があります。ライセンスプレート全体が影響を受ける場合、特定の連番を指定する必要はありません。
連番の入出庫間追跡を使用する場合、品目の [入庫時データ取得] と [出庫時データ取得] を有効にする必要があります。[重量] と [その他] のフィールドは、必要に応じて入庫時または出庫時について取得することもできます。
- 入庫時不定貫取得
- 入庫時に重量またはデータを取得することを示すチェックボックスをオンにします。このオプションを選択した場合、平均重量と許容率も入力する必要があります
- 平均実重量
- [重量取得単位] で選択された単位で、品目の平均重量を指定します。[入庫時不定貫取得] がオンのときは平均重量を入力する必要があります。
[サマリー重量] タブの [入庫時サマリー RF 重量取得] チェックボックスがオンの場合、このフィールドを選択することはできません。平均実重量とサマリー重量の両方を取得するように品目を設定することはできません。
- 風袋重量
- 風袋重量を指定します。これは保管されている物理的単位を超える重量です。取得した重量からこの指定値を引いた差が平均重量と比較され、許容範囲内に収まっているかどうかが判断されます。
- 許容率 (%)
- 平均重量に基づく重量の許容偏差 (正または負) を指定します。
[入庫時不定貫取得] をオンにした場合は数量を指定する必要があります。平均重量 0.00 に基づく許容値は無効です。平均重量は 0.00 よりも大きい値にする必要があります。
許容率は、100% を超える値に設定できます。このフィールドにより、入庫で重量を取得するときに平均重量と照らし合わせた検証ができなくなります。この結果、重量の計量値は常に許容レベル範囲になります。
- 重量/データ/連番取得の単位
- EA (ばら)、CS (ケース)、PL (パレット) など、取得または測定のピッキング平均重量を選択します。
- 重量取得単位
- 重量取得の単位 (UOM) が適用される場合は、それを選択します。この値は、RF ユーザーが重量データを入力する際に目にする重量の単位です。次の値が有効です:
- [ポンド]
- [100 ポンド (CWT)]
- [ガロン]
- [オンス]
- [グラム]
- [キログラム]
- [メートルロングトン]
- 入庫時データ取得
- 入庫時の不定貫データに連番が含まれるときは、このチェックをオンにします。オンの場合、少なくとも 1 つは不定貫データラベルを定義する必要があります。登録データラベルは次のフィールドで構成されています。
- [連番]
- [その他 2]
- [その他 3]
- [その他 4]
- [その他 5]
不定貫データラベルは、[RF]、[ASN/入庫]、[不定貫] の画面でデータヘッダーに割り当てられるラベルです。
- 一意の入庫連番
- 入庫時に取得されたデータの一意性を検証する場合は、このチェックボックスをオンにします。このフィールドが適用されるのは、[連番の入出庫間追跡] がオフの場合のみです。
- 連番
- 品目に [連番の入出庫間追跡] が必要な場合は、連番を指定します。連番は一意とする必要があります。
-
オプションで、[出庫時] にこの情報を指定します。
- 出庫時不定貫取得
- ピッキング時と出庫時に重量を取得する場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションがオンのとき、平均重量と許容率 (%) を指定する必要はありません。
- 平均実重量
- 平均実重量を [重量取得単位] で選択した単位で指定します。[出庫時不定貫取得] がオンの場合は平均実重量を指定します。
[サマリー重量] タブの [出庫時サマリー RF 重量取得] チェックボックスがオンの場合、このフィールドを選択することはできません。平均実重量とサマリー重量の両方を取得するように品目を設定することはできません。
- 合計重量の入力なし
- ピッカーが [重量/データ取得単位] の選択により、ピッキング数量に対して個々に重量を指定する必要があるときは、このチェックボックスをオンにします。これがオフの場合、ピッカーはピッキング数量の重量を個々に入力する必要はなく、ピッキング全量を合計で記録できます。
このフィールドはデフォルトでオンになっています。ピッキング中の品目の合計重量の入力が特定の使用環境で必要な場合以外は、オンのままにしておくことをお勧めします。
- 許容率 (%)
- 平均重量に基づく重量の許容偏差 (正または負) を指定します。
[入庫時不定貫取得] をオンにした場合は数量を指定する必要があります。平均重量 0.00 に基づく許容値は無効です。平均重量は 0.00 よりも大きい値にする必要があります。
許容率は、100% を超える値に設定できます。このフィールドにより、入庫で重量を取得するときに平均重量と照らし合わせた検証ができなくなります。この結果、重量の計量値は常に許容レベル範囲になります。
- 重量/データ/連番取得の単位
- EA (ばら)、CS (ケース)、PL (パレット) など、取得または測定のピッキング平均重量を指定します。
- 出庫時データ取得
- 出庫処理時に不定貫データを取得するかどうかをチェックボックスのオン/オフで示します。チェックボックスをオンにした場合は、不定貫データラベルを 1 つは定義する必要があります。登録データラベルは次のフィールドで構成されています。
- [連番]
- [その他 2]
- [その他 3]
- [その他 4]
- [その他 5]
不定貫データラベルは、[RF]、[ASN/入庫]、[不定貫] の画面でデータヘッダーに割り当てられるラベルです。
- 顧客設定優先
- [出庫時不定貫取得] がオフの場合、このチェックボックスをオンにすると、顧客は出庫時不定貫取得が要求できるようになります。
- 一意の出庫連番
- 出庫注文時に取得されたデータの一意性を検証する必要があるときは、このチェックボックスをオンにします。[連番の入出庫間追跡] がオフの場合のみ、このチェックボックスは選択できます。[連番の入出庫間追跡] がオンの場合、連番は必ず一意です。一意性の検証は [連番] フィールドに基づいて行われます。
- 連番
- 品目に [連番の入出庫間追跡] が必要な場合は、連番を指定します。連番は一意とする必要があります。
- 取得時点
- 出庫処理で不定貫重量またはデータの取得が必要な場合に選択します。次の値が有効です:
- [ピッキング時] ピッカーは個々のピッキングが記録されるときに必要な重量/データ情報を取得するよう促されます。
- [梱包時] 梱包担当者は、梱包処理中に必要な重量/データ情報を取得するよう促されます。
[連番の入出庫間追跡] がオンの場合は、ピッキング時 を選択する必要があります。
- [保存] をクリックします。