ピックロケーションの最大数量と最小数量の割当

ピックロケーションの最大数量と最小数量を割り当てるには、次の手順を実行します。

  1. [WMS] > [設定] > [品目] の順に選択します。[品目] 画面が表示されます。
  2. [検索] 機能を使用して一覧を表示し、[明細] アイコンをクリックします。その項目の明細が表示されます。
  3. [ロケーションの割当] タブをクリックします。
  4. [明細] メニューで [新規] をクリックします。
  5. 次の情報を指定します。
    ロケーションタイプ
    必要な保管ロケーションタイプ。前方ピックロケーションを割り当てる場合は、レイヤー、ケース、ピースピックのいずれかを使います。
    ロケーション
    ファシリティのロケーションを識別するコード
    最小許容量 (最小販売単位)
    品目に割り当てられたロケーションでの最小数量。在庫レベルが最小容量に近づくと、補充優先度レベルが高くなります。補充を行う場合、このフィールドは必須です。
    最大許容量 (最小販売単位)
    ロケーションで保持できる品目の最大単位数。この数量を下回ると、補充タスクがトリガされます。タスクの優先度は、在庫レベルが最小容量にどの程度近いかにより異なります。補充を行う場合、このフィールドは必須です。
    バルクからの補充を許可
    バルク/保管ロケーションからレイヤーロケーション、ケースロケーション、ピースロケーション、またはバルク/保管ロケーションへの補充タスクをトリガーする機能を選択できるようにするフラグ
    ケースからの補充を許可
    ケースロケーションからピースロケーション、バルク/保管ロケーションへの補充タスクをトリガする機能を選択できるようにするフラグ。
    ピースからの補充を許可
    ピースロケーションからケースロケーションまたはバルク/保管ロケーションへの補充タスクをトリガする機能を選択できるようにするフラグ。
    最小補充単位
    補充タスクがトリガーされる前に、最小単位を設定します。たとえば、補充タスクを配分するには、フルケースまたはフルパレットを必要とする、といった設定ができます。
    優先補充
    このフィールドに数量を入力すると、タスクマネージャで優先度 1 の補充タスクが生成され、その数量の品目がケースピックロケーションまたはピースピックロケーションに搬送されます。
    補充予定の単位数量
    最小補充単位にもとづいて計算されます。
    注: 

    [補充予定の単位数量] フィールドの値は、[最小補充単位] にもとづいて計算され、小数点以下は切り捨てられます。

    次に例を示します。

    • パックキー = 1 - 10 - 100
    • 最大許容量 = 110
    • 最小許容量 = 10
    • 現在数量 = 95

    次の表は、補充数量のシナリオを示します。

    最小補充単位 補充予定の単位数量
    ばら 15
    ケース 1
    パレット 0
    補充優先度
    補充タスクの優先度。最も高い優先度は 1 で、最も低い優先度は 9 です。補充タスクが生成される順序が決定されます。
    数量 (最小販売単位)
    ロケーションの品目の数量。
    注: 

    [補充予定の単位数量] フィールド以外のすべての数量フィールドは、ばら (最小販売単位) で表示されます。