RF を使用したロッタブル入庫

RF 端末を使用してロッタブル品目を入庫することができます。[品目] フィールドに指定した品目にもとづいて、[ロッタブル検査] 設定がチェックされ、そのレコードの表示可能な必須ロッタブルフィールドがすべて表示されます。登録されるロッタブルフィールドだけでなく、ロッタブル検査設定を利用して、各ロッタブルフィールドのテキスト情報も表示されます。ロット情報の定義の詳細については、Infor WMS 設定ユーザーガイド』の「ロッタブル検査」セクションを参照してください。

RF 端末を使用してロッタブル入庫を処理するには、次の手順で行います。

  1. 「RF 入庫」の手順 1~13 を実行します。
    注: 

    [品目] フィールドに指定した品目にもとづいて、「ロッタブル管理」テーブルがチェックされ、そのレコードの表示可能な必須ロッタブルフィールドがすべて表示されます。

  2. 該当するフィールドに「ロット」情報を指定します。

    検査が必要なロッタブルフィールドがあるかどうかの確認が、アプリケーションによって行われます。該当するフィールドがない場合は、入庫処理を行い、RF 画面の入庫済数量が 1 つずつ増加します各ロッタブルフィールドのテキスト情報は、[ロッタブル検査] 設定画面で定義できます。ロッタブル検査の定義については、Infor WMS 設定ユーザーガイド』を参照してください。

    注: 
    • 登録する各ロッタブルフィールドのテキスト情報は、[ロッタブル検査] 設定画面で定義できます。
    • 実際の日付ではなく日付フォーマットを指定する場合は、[日付フォーマット] 設定でフォーマットを定義したうえで [ロッタブル検査] 設定で指定する必要があります。
    • ロットマスキングルールを使用すると、適切なロッタブルフィールドへの入力に使用される値を計算できます。ロット属性の登録には、次の方法を使用できます。
      • デフォルトでブランク - ロッタブルマスキングなしで、手動で入力する
      • デフォルトでブランク - マスキングは定義されているが、F5 キーを使用してシステムで値を計算させることができる
      • マスキングを計算してユーザーに表示
      • マスキングを計算し、ユーザーに表示せず自動的に登録

      日付フォーマットの設定、ロッタブル登録検査、消費期限検査の詳細については、Infor WMS 設定ユーザーガイド』を参照してください。

    • ロッタブルフィールドにデータを指定すると、データ形式の検査を選択している場合は、入力した日付フォーマットが YYMMDD 形式かどうかの確認が行われます。検査が不合格になると、エラーメッセージが表示されます。
    • [ロッタブル] フィールドにデータを指定すると、「最低消費期限」の検査が選択されている場合は、指定された日付が「最低消費期限」ルールに合格するかどうかの確認が行われます。検査が不合格になると、エラーメッセージが表示されます。
  3. [Y] を押すと、入庫が完了します。
  4. [N] を押すと、入庫情報を指定する前の画面に戻ります。
  5. 次のいずれかを実行します。
    • 入庫を取り消すには、[Esc] キーを押します。
    • 同じデータで検査を行うには、[Enter] キーを押します。
    • 日付情報を変更し、[Enter] キーを押して消費期限を確認し、入庫を完了します。

    すべてのロッタブルフィールド検査が完了するか、または無効になると、[「RF のメインメニュー」] 画面が表示されます。入庫済数量は、1 つずつ増加します。