請求料金の入庫トランザクション日付の変更

商品の入庫を、現在の日時とは異なる日時でシステムに記録する必要がある場合には、入庫を完了する前にその情報を指定することができます。たとえば、伝票ベースの業務の場合であれば、在庫が実際に入庫する翌日に入庫書類を処理することも可能です。

トランザクション日付は、[ASN/入庫] のヘッダーか明細のいずれかで変更できます。ASN に記録されているすべての入庫について日付を指定する場合は、ヘッダーを更新します。1 つ以上の明細レコードについてヘッダーの値を異なる日付で上書きする場合は、明細行で情報を更新します。

システムでは、入庫トランザクションが処理される現在の日時が請求日時として使用されます。

使用する日付は、以下の優先度で決定されます。

  1. トランザクション日付の上書きが明細レコードで指定されている場合は、その日時を入庫に使用します。
  2. トランザクション日付の上書きが ASN ヘッダーで指定されている場合は、その日時を入庫に使用します。
  3. 上書きが指定されていない場合は、現在の日時を入庫トランザクションに使用します。
注: 

Infor WMS サードパーティロジスティック請求が入庫トランザクションに使用する日付の変更は、在庫の入庫より前に完了する必要があります。入庫の完了より前に日付が変更されていない場合には、[入庫取消] アクションを使用して入庫を取り消します。そのうえで [トランザクション日付の上書き] を変更すれば、入庫を再処理することができます。