有効期限にもとづく消費期限検査

有効期限を使用して、現在の商品がその有効期限より何日前に入庫したかを検査できます。この情報を利用すれば、ファシリティが商品を予定の期日まで保管したり、消費期限内に出庫したりすることが可能になります。

この方式で消費期限の検査を実行する場合は、入庫の現在日付が、入庫時に指定された有効期限から引き算されます。結果の数値が、その品目に設定されている [入庫時消費期限] 値より小さい場合にはメッセージが表示され、入庫が許可されません。次に例を示します。

  • 入庫時消費期限 = 365 (品目に定義)
  • 入庫の日付 = 2 月 10 日
  • 入庫時の有効期限 = 12 月 10 日 (年内の)

結果計算値は [303] (12 月 10 日 - 2 月 10 日)。

この結果は「入庫時消費期限」(365) より小さく、確実に保管して出庫するまでの期間が短すぎるため、入庫が許可されません。