ピッキング時の機器 ID を使用した移動

ピッキング時に機器 ID を使用して移動するには、次の手順を実行します。

  1. ピッキングが完了すると、[次のピックタスク (TM32)] 画面が表示されます。
  2. 現在の機器にピッキングされたライセンスプレートの移動を開始するには、[F5 キー (機器の移動)] を押します。[ドックに移動 (TD02)] 画面が表示されます。
    [ドックに移動] 画面に、ピッキング済ライセンスプレートの正しい移動先を作業者に指示する情報が表示されます。
    最終ロケーション
    表示のみ。移動する機器の最終ピッキングのロケーションを表示します。
    機器 ID
    表示のみ。移動している現在の機器を表示します。この画面でトリガーされる移動プロセスは、このロケーションのすべての在庫を作業者が確認する新しいロケーションに移動します。
    ID カウント
    表示のみ。現在の機器 (輸送中) のロケーションのライセンスプレートの数を表示します。この情報により、作業者は移動に正しいライセンスプレートが含まれていることを確認できます。この画面で [F6] キーを押すと、現在の機器に関するライセンスプレートのリストを表示できます。
    ドア
    表示のみ。機器に対する最初のライセンスプレートの出庫注文に指定された「ドア」ロケーションが表示されます。注文にドアロケーションが定義されていない場合、これは空白になります。
    積付

    表示のみ。機器に対する最初のライセンスプレートの出庫注文に指定された「積付」ロケーションが表示されます。注文に積付ロケーションが定義されていない場合、これは空白になります。

    梱包ロケ
    表示のみ。機器に対する最初のライセンスプレートの出庫注文に指定された「梱包」ロケーションが表示されます。注文に梱包ロケーションが定義されていない場合、これは空白になります。
    新ロケーション確認
    ピッキング済ライセンスプレートの移動先の出庫ロケーションをスキャンまたは入力します。これにより、機器に含まれているすべての在庫が指定した出庫ロケーションに移動します。入力するロケーションは、有効な「積付」または「ピッキング移動先」ロケーションでなければなりません。

    注文にはすでにさまざまな積付ロケ-ションや梱包ロケーションが含まれている可能性があり、この移動によって、注文の多くに影響が及ぶことも考えられます。そのため、この移動では、注文ヘッダーレコードの「積付」、「梱包」、または「ドア」フィールドを更新しません。

    LPN (ライセンスプレート)
    これはオプション項目です。ロケーションのすべての内容 (輸送中機器) を出庫領域への移動の一部として 1 つのライセンスプレートに統合する場合は、新しいライセンスプレート番号を入力します。この機能は、コンテナやその他のタイプの機器にすべてを置いて 1 ユニットとして積み込む場合に使用できます。
  3. 移動が完了すると、ピッキング処理を継続するために、作業者には [次のピックタスク (TM32)] 画面が表示されます。