RF 補助ピッキング

「RF補助ピッキング」では、ピッキング作業者が RF 端末を使用して、出庫注文の状況を更新します。ピッキング作業者が、ピッキング注文に対する主導権を持ちます。このため、RF 補助ピッキングでは、通常、カートンラベルか RF 補助ピッキング伝票を使用して、カートン ID と出庫注文に関する情報を指定します。次のタイプの RF 補助ピッキングを使用できます。

伝票ピッキング
伝票ピッキングを使用すると、品目、ロケーション、ライセンスプレート、数量など、ピッキングに関する詳細を確認できます。
ピッキング検索
このピッキングオプションは、RF 補助ピッキングとタスク主導ピッキングを混合したようなものです。このオプションを使用すると、注文番号、品目番号、ケース ID、ピッキングの旧ロケーション、ピッキングの新ロケーション別に、未処理のピッキングを検索できます。
ケース ID
このオプションを使用すると、フルケース、または同じ品目をピッキングしたり、複数品目が単一ケースにピッキングされたことを迅速に確認したりできます。この方法では、ピッキングの品目番号、数量、またはロケーションを確認する必要はありません。ピッキング対象のケース ID だけを確認します。

このセクションでは、RF 補助ピッキングと、使用可能なさまざまな RF 補助のオプションを説明します。

注:

Infor WMS 倉庫管理の主要な機能の 1 つとして、作業フロー全体の管理と処理を行うために RF 画面に変更を加えることが可能です。これには、テキスト情報、フィールド順序、フィールド表示、および記録すべきデータの変更が含まれます。このため、本書で示す情報がユーザーの RF 画面表示と異なる場合があります。また、本書の情報が、本書の RF 画面の画像と異なる場合もあります。RF 画面の変更の詳細については、『Infor WMS 管理者ガイド』を参照してください。ワークステーションで RF ピッキング戦略を使用してフィールドの RF オペレータ入力を設定する方法については、『Infor WMS 設定ユーザーガイド』を参照してくださいPreditor ツールを使用して RF 画面を変更する (RF ピッキング戦略の対象外のピッキングタイプを含む) 方法については、『Infor WMS 管理者ガイド』を参照してください。