出庫前検査内容

検査内容 定義
出庫グループ検査 使用可能になっている場合、出庫グループに対応するすべての品目が引き当てられたかどうかが検査されます。対応する出庫グループの品目が 1 つでも引き当てられていないことが判明すると、エラーメッセージが通知され、その注文の出庫は許可されません。いずれかの注文またはピッキング明細の [出庫注文]、[ウェーブ]、[一括出庫] から出庫が行われようとすると、エラーメッセージが表示されます。使用不可になっていると、この確認は行われません。
出庫グループは、出庫注文明細レベルで定義されます。出庫グループには、01、02、03 の 3 種類があります。

[出庫注文] ヘッダーの 一括出庫 オプションは、出庫グループ検査よりも優先されます。出庫注文ヘッダーで [一括出庫] オプションが設定されている場合、その注文を出庫するには、すべての明細行が引き当てられている必要があります。[一括出庫] フラグのデフォルト値は [いいえ] です。

このフィールドの有効なオプションは、[Y] (はい) および [N] (いいえ) です。

消費期限比較 有効になっていると、次のプロセスをとおしてアプリケーションにより消費期限比較の検査が行われます。
  • [品目] 画面の対象品目の消費期限コードが識別されます (製造年月日または消費期限)。
  • 消費期限の計算では、製造年月日または消費期限のいずれかと現在の日付が比較されます。
  • 消費期限コードが消費期限の場合、計算された消費期限の値と [検査条件] 画面で定義されている最低消費期限の値が比較されます。[検査条件] 画面で定義されていない場合、品目レコードの値が使用されます。計算された消費期限が、最低消費期限未満である場合、検査は不合格になります。計算された消費期限が、最低消費期限より大きい場合、検査は合格になります。[最低消費期限] フィールドで「0」(ゼロ) が入力された場合、消費期限確認は行われません。
消費期限コードが製造年月日の場合、計算された消費期限の値と [検査条件] 画面で定義されている最低消費期限の値が比較されます。[検査条件] 画面で定義されていない場合、品目レコードの値が使用されます。計算された消費期限が、最低消費期限未満である場合、検査は合格になります。計算された消費期限が、最低消費期限より大きい場合、検査は不合格になります。