ピッキング後検査内容

検査内容 定義
消費期限比較 有効になっていると、次のプロセスをとおしてアプリケーションにより消費期限比較の検査が行われます。
  • [品目] 画面で対象品目の消費期限コードタイプが特定されます (製造年月日または消費期限)。
  • 消費期限の計算では、製造年月日または消費期限のいずれかと現在の日付が比較されます。
  • 消費期限コードが消費期限の場合、計算された消費期限の値と [検査条件] 画面で定義されている最低消費期限の値が比較されます。[検査条件] 画面で定義されていない場合、品目レコードの値が使用されます。計算された消費期限が、最低消費期限未満である場合、検査は不合格になります。計算された消費期限が、最低消費期限より大きい場合、検査は合格になります。
  • 消費期限コードが製造年月日の場合、計算された消費期限の値と [検査条件] 画面で定義されている最低消費期限の値が比較されます。[検査条件] 画面で定義されていない場合、品目レコードの値が使用されます。計算された消費期限が、最低消費期限未満である場合、検査は合格になります。計算された消費期限が、最低消費期限より大きい場合、検査は不合格になります。
ロット確認 この確認を使用するには、ロットの入力を要求するように prompts.ini ファイルを編集する必要があります。この検査が有効になっている場合、ロットが入力された後、適切なロットが割り当てられているかどうかアプリケーションにより検査が行われます。この検査内容は、RF 主導ピッキングのみで使用できます。
ロケーション確認 使用可能になっている場合、入力したロケーションがピッキングタスクまたはピッキング明細で指定されているロケーションと同じであるかどうかが検査されます。使用不可になっている場合、任意のロケーションを入力することができ、その入力がアプリケーションによって受け付けられます。これによって、ピッキングタスクやピッキング明細がアプリケーションによって変更されることはありません。入力が単に無視されるだけです。この検査内容は、RF 主導ピッキングのみで使用できます。
品目確認 有効になっている場合、入力した品目がピッキングタスクまたはピッキング明細で指定されている品目と同じであるかどうかが検査されます。無効になっている場合、任意の品目を入力することができ、その入力がアプリケーションによって受け付けられます。これによって、ピッキングタスクやピッキング明細がアプリケーションによって変更されることはありません。入力が単に無視されるだけです。この検査内容は、RF 主導ピッキングのみで使用できます。
ID確認 ピッキングロケーションで LPN を固定するようアプリケーションで設定されている場合 (このロケーションに [ID のリセット] が設定されておらず、[過剰引当] がオフの場合)、このフラグを使用可能にすると、入力された ID がピッキング明細またはタスク明細で使用されている ID と照合され、正しい ID が入力されたかどうかの確認が行われます。無効にすると、任意の LPN を入力することができ、その入力がアプリケーションによって受け付けられます。これによって、ピッキングタスクやピッキング明細がアプリケーションによって変更されることはありません。入力が単に無視されるだけです。可動ユニット ID のみが検査されます。この検査内容は、RF 主導ピッキングのみで使用できます。
新ロット、ロケーション、ID 確認 有効な場合、ピッキングタスクまたはピッキング明細で新しいロット、ロケーション、ID を入力できます。この変更に対して十分な数量が利用できる (在庫が別の注文で引当されていない) ことがアプリケーションによって検査され、新しく入力された情報でピッキング明細が更新されます。使用不可になっている場合、上の設定にもとづいて、ロット、ロケーション、ID がアプリケーションによって確認されます。この内容が有効になっている場合、[ロット確認]、[ロケーション確認]、[ID 確認] 内容は有効にできない点に注意する必要があります。これらを両立させることはできません。