RF 端末でのケース ID または追跡 ID のクローズ
RF 端末を使用してケース ID または追跡 ID をクローズするには、次の手順に従います。
- RF 端末の [メインメニュー] で、[出庫メニュー (5)] を選択します。[出庫管理 (OBM)] 画面が表示されます。
- [QC/コンテナクローズ (6)] を選択します。
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[QC/コンテナクローズ] を選択します。[QC 検査 (DC01)] 画面が表示されます。
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検査するケース ID または追跡 ID を指定またはスキャンし、[Enter] キーを押します。[QC 検査 (DC02)] 画面が表示されます。
注:
検査する追跡 ID のスキャン後は、そのコンテナの検査がすでに終了しているかどうかが確認されます。検査が完了すると、品目の検査完了のメッセージが表示され、コンテナがクローズされます。
表示されるライセンスプレートのサマリー情報は以下の通りです。
- 品目合計
- スキャンした追跡 ID で利用可能な品目の合計数です。このフィールドは表示専用です。
- 合計数量
- 選択された追跡 ID 数の合計です。これは追跡 ID の全ピッキング明細の合計です。このフィールドは表示専用です。
- 合格数量
- 初期数量は 0 です。これは検査後に更新され、次回の検査に備えます。このフィールドは表示専用です。
- ピック数量
- ピッキング済数量の合計です。
- 拒否数量
- 受け入れられなかった数量の合計です。
- LPN
- [QC 検査 (DC01)] 画面でスキャンされた LPN です。
- 品目
- このフィールドは検査する品目のスキャンまでは空白です。
- ピッキング数
- ピッキング済単位数量の合計です。
- 受入個数
- 合格した単位数量の合計です。
- 拒否個数
- 受け入れられなかった単位数量の合計です。
注:USEPACKUOMONRF のシステム設定が [オン] になっている場合は、測定単位 (UOM) をより小さな単位にできます。USEPACKUOMONRF フラグが [オン] でないとき、[個数] フィールドは非表示です。
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[QC 検査 DC02] 画面で品目をスキャンしたとき、複数のロットとパックキーの組合せを持つパック出庫明細レコードがあれば、[QC 検査 DC02SEL] 画面を使って QC 検査を行うロットとパックキーの組を選択します。
- LPN
- DC01 でスキャンした LPN
- 品目
- DC02 でスキャンした品目
- 品目名称
- 品目の名称
- パックキー
- パック出庫明細のパックキー
- ロット
- パック出庫明細のロット
注:画面上にはいくつもの梱包単位フィールドとロッタブルフィールドが用意されていますが、表示されるのはデータの入っているフィールドのみです。[セレクタ] 画面は、ロットとパックキーの一意の組合せごとに 1 画面分のデータを表示します。
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検査する品目をスキャンします。[QC 検査 DC02A] 画面が表示されます。
なお、次の条件下では、[QC 検査 DC02A] 画面は表示されません。
- 品目にスキャンする残量がない場合や現在のライセンスプレートに含まれない場合は、[QC 検査 DC02A] 画面は表示されません。代わりに、LPN に品目が存在しないことを示すメッセージが表示され、[F3] キーを押してピッキングエラーを記録するよう指示されます。[F3] キーでエラーを記録するか、あるいは [ESC] キーを押して前の画面に戻ります。
- コンテナ内容の検査が完了し、システムが少なくとも 1 品目に差異を示した場合、[QC 検査 DC02A] 画面は表示されません。[F2] キーを押すと、差異を表示できます。[F2] キーを押したときは、[差異の表示 QCOVR] 画面が表示されます。この画面にはコンテナ内の未完了の品目のみが表示されます。[F3] キーを押し、現在表示されている品目のエラーを記録します。
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[QC 検査 DC02A] 画面では、品目について次の検査確認フィールドを入力します。
- 品目
- 前の画面でスキャンした品目です。このフィールドは表示専用です。
- 品目名称
- 品目の名称です。
- ピッキング
- 品目のピッキング数量です。このフィールドは表示専用です。
- 検査
- その品目のコンテナで検査済のカウンタです。初期数量は、初回スキャン時に 0 となります。このフィールドは表示専用です。
- 合格
- 検査後の合格数量を指定します。合格数量が検査の残数量を超えることはできません。残量より多い値を指定すると、エラーメッセージが表示されます。
- 単位
- この検査のための単位です。
- F3 - 梱包明細
- ファンクションキーで梱包の内訳を見ることができます。
注:[QC 検査 DC02A] 画面の追加フィールドは、QC 検査フローの速度を向上させるため、デフォルトで無効になっています。モバイルパーソナライズ画面でフィールドの可視表現を [1] に設定することで、[拒否数量]、[理由]、[UDF1]、[UDF2]、[UDF3]、[タイプ]、[クローズ済] フィールドを有効にできます。
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現在の品目の検査がすべて完了すると、更新されたサマリー情報とともに [QC 検査 DC02]画面が再表示され、コンテナの QC 検査処理が継続できます。
- コンテナ内の全数量の QC 検査が完了すると、メッセージが表示されます。[Enter] キーを押します。[QC 検査 DC01] 画面が再び表示され、該当する場合は、別のライセンスプレートを QC 検査にスキャンすることができます。
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[QC 検査 DC02A] 画面、[差異の表示 QCOVR] 画面から [F3] キーを押して [検品明細] 画面にアクセスし、LPN と品目の梱包情報、単位レベル情報を表示します。
- LPN
- [QC 検査 (DC01)] でスキャンされた LPN です。
- 品目
- 前の画面でスキャンした品目です。
- 品目名称
- 品目の名称
- ロット
- ロットの名称です。
- パック
- 梱包名称です。
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[差異の表示 QCOVR] 画面では、梱包内訳や単位レベルごとのピッキング済、検査済数量を確認できます。
- LPN
- [QC 検査 (DC01)] でスキャンされた LPN です。
- 品目
- 前の画面でスキャンした品目です。
- 品目名称
- 品目の名称
- ピッキング数量
- ピッキング済数量の合計です。
- 合格数量
- 合格した数量の合計です。
- 拒否数量
- 受け入れられなかった数量の合計です。
- ピッキング数
- ピッキング済単位数量の合計です。
- 受入個数
- 合格した単位数量の合計です。
- 拒否個数
- 受け入れられなかった単位数量の合計です。
- 旧ロケーション
- 現在のロケーション
- F3 - 梱包明細
- 梱包内訳を見るファンクションキーです。