選別移動オプションの追加

設定されたピックアンドドロップロケーション経由で、最終移動先ロケーションに在庫を移動するための一連の移動タスクが作成されます。

たとえば、ある所定時間に棚入または補充を行ういくつものパレットが、ピックアンドドロップロケーションに保管されている場合があります。ピックアンドドロップロケーション内では、これらのパレットがさまざまな順番で物理的に積み上げられている場合があるので、RF での移動が現在のタスクマネージャの移動設定による完全なアプリケーション主導型の場合、非効率になる場合があります。

たとえば、一番下に積まれているパレットを最初に移動するよう指示した場合、フォークリフト運転手はパレットを積み直し、指定されたパレットにアクセスする必要があります。こうした問題に対処するため、タスクマネージャ移動オプションの設定が必要になります。このオプションを使用すると、アクセス可能なパレット ID を RF ユーザーが選択できます。このオプションは、現在のタスクマネージャ棚入機能と似ていますが、候補パレット ID が表示されるという点で異なります。これにより、候補パレット ID を変更することができます。

パレット ID を上書きすると、タスクの優先度を並び替える必要があります。そのため、上書きはできるだけ控えてください。実行する作業をユーザーが選択すると、移動タスク (優先度が定められている補充作業の一環として作成された移動タスクなど) に設定されている優先度が上書きされます。

タスクマネージャ選別移動機能を有効にするには、次の設定が必要です。

  • 選別移動のタスク配分戦略が設定されている必要があります。
  • [タスクマネージャユーザー] で次の戦略を設定しておく必要があります。