料金の請求に必要な出庫トランザクション日付の変更

出庫をアプリケーションで確認する際に、現在の日付や時間とは異なる日付や時間で商品の出庫をシステムに追加する必要がある場合、この情報は出庫を完了する前に指定できます。この処理は、注文を実際に出庫した翌日に出庫伝票を処理する場合に、伝票ベースの作業で必要になります。

トランザクション日付は、出庫注文ヘッダー、出庫注文明細、またはピッキング明細から変更できます。ある注文で出庫されるすべての品目に日付を指定するには、使用する日付に合わせてヘッダーを変更します。1 つ、または複数の注文明細レコードで、ヘッダーの値を別の日付で上書きする場合は、注文明細行でその情報を更新できます。また、特定のピッキングについてのみ日付を更新する必要がある場合は、そのレベルで日付を変更できます。

システムでは、各出庫トランザクションを請求日時として指定する場合、デフォルト値として現在の日付と時間を使用します。

使用する日付は、以下の優先度で決定されます。

ピッキング明細レコードでトランザクション日付の上書きが指定されている場合、出庫トランザクションにはその日付と時間を使用する
注文明細行でトランザクション日付の上書きが指定されている場合、出庫トランザクションにはその日付と時間を使用する
注文ヘッダーでトランザクション日付の上書きが指定されている場合、出庫トランザクションにはその日付と時間を使用する
上書きが指定されていない場合、出庫が確認された現在の日付と時間を使用する

注:

Infor WMS サードパーティロジスティック請求で出庫トランザクションに使用される日付の変更は、出庫を確認する前に完了する必要があります。間違った日付で出庫が登録された後に、システム日付を変更することはできません。