出庫注文の作成

出庫注文を作成するには、次の手順に従います。

  1. [出庫処理] > [出庫注文] の順に選択します。[出庫注文] 画面が表示されます。
  2. [新規] をクリックします。フォームビューで [出庫注文] 画面と [出庫注文明細] 画面が表示されます。
    注: 

    この番号を、アプリケーションがまだ使用していない不連続値に変更すると、後で重複エラーが発生し、アプリケーションが中断する原因になります。

  3. 次のいずれかを実行します。
    • [荷主] フィールドに荷主を入力します。
    • [荷主] フィールドの隣にある [ルックアップ] アイコンをクリックし、荷主を選択します。

      [注文タイプ] と [注文処理タイプ] フィールドには、標準の出庫注文の値が事前に設定されています。これらのフィールドは、対応するリストから別の値を選択することにより、必要に応じて変更できます。

    注: 
    • [状況] フィールドには、事前に値が設定されており、自動的に更新されます。このフィールドは編集できません。
    • [バッチ注文番号] フィールドは編集できません。また、注文タイプが「100」(バッチ注文) の注文および注文状況が「バッチ処理」の注文は編集できず、すべての処理 (引当、リリース、出荷など) から除外されることにも注意してください。
  4. [注文処理タイプ] を選択します。
  5. 必要に応じて、出庫注文ヘッダーの残りのフィールド (オプション) に入力します。これらのフィールドは、レコードの保存に必須ではありませんが、倉庫業務によって異なります。
  6. [明細] リストで、最初の明細行の [品目] コード、[荷主]、[外部明細番号] フィールドに値を指定します。品目コードが分からない場合は、[ルックアップ] アイコンをクリックし、コードを選択します。
  7. パックキーを修正するには、次のいずれかを行います。
    • [パックキー] フィールドに新しいパックキーを入力する
    • [パックキー] フィールドの横にあるルックアップアイコンをクリックして、パックキーを選択する
  8. 別の単位を使用するには、[単位] フィールドリストから選択します。
  9. 選択した単位に基づいて、[未処理数量] フィールドに品目の注文数量を入力します。
    注: 

    品目の使用可能数量を参照するには、[在庫残高の表示] > [ロット/ロケーション/LPN] の順に選択します。

    次のフィールドは、注文された品目にもとづいて事前に設定されます。必要な場合、これらのフィールドは変更できます。

    出庫グループ 1-3
    [はい] に設定すると、倉庫で設定された検査パラメータで不合格になった商品が出荷されなくなります。
    消費期限
    品目の消費期限を示しています。品目の引当、または出庫時点で、その品目に残っている必要がある消費期限までの日数を設定します。
    回転方式
    回転は商品に割り当てられ、品目を FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) のどちらで引き当てるかを定義します。
    代用品を許可
    このオプションは、本来の品目が欠品の場合、自動的に代用品を使用するかどうかを示します。
    ロッタブル 01 ~ロッタブル 12
    注文に対するロット要件です ([外部ロット] フィールドに値が設定されている場合)。これらのフィールドを使用するには、フィールドへの値の設定方法を管理する API が必要です。また、これらのフィールドを修正することはできません。
  10. 必要な場合は、[理由コード] フィールドリストから適切な理由コードを選択します。
    注: 

    次の条件が当てはまる場合は、[理由コード] を入力する必要があります。

    • 未処理数量が元の数量よりも少なくなっている
    • 「荷主」、または「出荷先顧客」のいずれかの [出庫在庫不足の場合は理由コード必須] フラグが [はい] に設定されている

    出庫在庫不足として選択できる理由コードは、システムの [コード] 画面で SHORTRSNS コードリストを使って作成および編集できます ([設定] > [コード] > [システム] と選択します)。

  11. [ピッキング指示] タブで、次のように入力します。
    • 注文明細に関連する固有のピッキング指示を [ピッキング指示] フィールドに入力します。
    • 固有のユーザー定義データを [ユーザー定義 1-5] フィールドに入力します。
    • 注文に関する固有のメモを [メモ] フィールドに入力します。
  12. 必要に応じて、[出庫注文明細 1] タブにある各明細行の [カートンブレイク] フィールドに、個別のカートンに入れる必要がある品目を示すコードを入力します。

    たとえば、5 つの明細行の出庫注文のうち、2 つの明細に P1 と書かれたカートン分割コードがある場合、それらの 2 製品は同じカートンに入れます。ほかの 3 つの明細行が異なるカートン分割コードだった場合 (P2 など)、これらの製品は別のカートンに入れます。特別なカートン要件がない場合、フィールドはブランクのままにしておきます。

  13. カートン分割機能を使用する場合、[出庫注文明細 1] タブの [カートンブレイク数量] フィールドに数量を入力します。

    この分割数量の倍数が 1 つのカートンに梱包され、余りだけが残ります。たとえば、分割数量 5 で出庫注文明細が 12 の場合、1 つのカートンには、カートン容量に応じて 5 または 10 のいずれかの数量が梱包できます。残りの 2 品目は別のカートンに収められます。

  14. [保存] をクリックします。
  15. [新規] をクリックして、その他の明細行の入力を続行します。
    API を通してホストシステムからインポートされている出庫注文は、処理のためにすぐに TM でリリースされます。ただし、WM で作成された注文は、TM に手動でリリースする必要があります。すべての明細行を指定して注文をリリースできる状態にしてから、[アクション] > [TM に送信] の順にクリックします。
    • 注文に [積込管理] を使用した場合は、「出庫」メッセージが TM モジュールに送信されます。TM モジュールの [積込] タブにある [状況] フィールドが [保留] から [新規] に変更され、出庫注文が処理できる状態であることが示されます。
    • 注文に [積込管理] を使用しなかった場合は、出庫注文が完了して処理の準備が整っていることを示す「出庫」メッセージが TM モジュールに送信されます。