説明 – STD シナリオ 4

  • 仮引当

    このシナリオでは、前方ピックロケーションにある現在の在庫を使用する設定のため、仮引当においてさまざまな結果が得られます。1-Mar ロットが引き続きフルパレットに対して選択されたのは、最も古いロット (1-Mar) のすべての在庫が前方ピックロケーションにあるためです。ケースピックは現在、2 つのロット間で分割されています。ケースロケーションにはこの 12 ユニットのロットしかないため、1 ケース (12 ユニット) が最も古いロット (1-Mar) から作成されます。残りの 2 ケース (24 ユニット) は、ケースロケーションで利用可能な次のロット (1-Mar) から引き当てられます。他のシナリオと同様に、ばらピッキングでは最も古いロットが引き当てられます。

  • 引当

    フルパレットの引当は、仮引当で判断されたロットの最初の保管ロケーションから行われました。仮引当において、引当を行うロットを決めるために、ケースロケーションにある現在の在庫が使用されたため、1 ケース (12 ユニット) が 1-Mar ロットから引き当てられ、2 ケース (24 ユニット) が 1-Mar ロットから引き当てられました。

注: 

[仮引当のロットを設定する際に、現在のピッキングロケーションの在庫を考慮する] の仮引当戦略を仮引当に使用する場合は、過剰引当のシステム設定を [オフ] に設定する必要があります。過剰引当が [オン] に設定されていると、最も古いロット用に利用できる在庫がある場合、そのロットの過剰引当が自動的に行われるため、仮引当の設定が適用されなくなります。