境界の定義

システムは、ユーザーがヘッダーエリアに入力した端値にもとづいて、移動セクションの境界を計算します。移動または接続の制限が存在しない場合、境界に関してさらに何らかの設定をする必要はありません。デフォルトでは、システムはセクションのすべての境界に沿った移動や接続が許可されていると判断します。

ただし、移動や接続の制限が存在する場合は、このタブで [移動を許可]、[接続を許可]、[スピード] 選択を変更できます。
名前 (サイド?)
上、右、下、左など、この境界の名前です。この値はシステムが割り当てるため、ユーザーによる変更はできません。
開始 X/Y/Z
この境界の最初の端に対してシステムが算出した X、Y、Z 値です。開始値と終了値は、ユーザーがヘッダーエリアで定義した初期の端値にもとづいています。これらの開始座標は変更できません。
終了 X/Y/Z
この境界の最後の端に対してシステムが算出した X、Y、Z 値です。これらの座標は変更できません。
移動を許可
機器がこの境界に沿って移動できるかどうかを示します。
接続を許可する
現在は使われていません。
スピード
機器がこの境界に沿って移動する速度を示します。移動速度の選択は、低速 と 高速 です。機器は一般メイン通路よりも通路での方が低速で移動します。
注: 

4 つの境界のうちの 2 つの移動速度のみを編集できます。通路が X 方向に伸びている場合、左右の境界の移動速度のみを選択できます。上下は通路とみなされ、[通路の位置] タブで設定できます。同様に、通路が Y 方向に伸びている場合、上下の境界の移動速度のみを選択できます。左右の境界線は通路とみなされ、[通路の位置] タブで設定されます。