活動の定義

活動を定義するには、次の手順を実行します。

  1. [労務] メニューか ら、[スケジュール] > [ファシリティ] > [活動] の順に選択します。[活動] リストビューが表示されます。
  2. [新規] をクリックします。
  3. 次の情報を指定します。
    活動
    作業活動の ID または名称です。この活動名は、計画ページで使用されます。
    説明
    この活動の詳しい説明を入力します。
    活動タイプ
    この活動のカテゴリです。使用可能な活動タイプは次のとおりです。
    • [スケジュール済]: スケジュール済ユーザーの数によって作業量が決定します。
    • [その他]: 1 日あたりの平均トランザクション数によって作業量が決定します。これはトランザクションの合計数を 1 回でもトランザクションのあった日の数で割って算出されます。
    • [入庫]: ファシリティの入庫/ASN 数によって作業量が決定します。
    • [出庫]: ファシリティの出庫注文数量によって作業量が決定します。
    非稼働日数
    作業が非稼働日に発生した場合に、作業を予定日後に移動させるか、予定日前に移動させるかを指定します。有効な値は次のとおりです。
    • [後にシフト]: 作業を翌稼働日に移動します。
    • [前にシフト]: 作業を前稼働日に移動します。

    たとえば、ファシリティが月曜日から金曜日までしか稼働しておらず、[活動時間のシフト] を [1440] (つまり、24 時間前) と定義した場合は、月曜日に出庫予定の出庫注文のピッキングは、日曜日に行われるものとして計算されます。[前にシフト] にすると、ピッキング作業は前の稼働日、つまり金曜日に移動します。

    計画数量
    作業量を計算するために使用する単位です。使用可能な計画単位は、次のとおりです。
    • [ケース]: 品目の定義に従い、カートンまたはケース単位を使用します。
    • [タスク]: タスク単位の論理的な分割を使用します。フルパレットの数量は、1 パレットあたり 1 タスクとなります。部分パレットは 1 タスクです。
    • [ユーザー]: スケジュール済活動タイプでのみ使用します。
    活動の時間シフト (分)
    スケジュール済活動の完了日以前に、活動が実行される時間シフト (オフセット) です。この値は、正または負のオフセットになります。
    ゾーン下限 (%)
    特定のゾーンに対して計算された統計が、ここで指定される割合以下であれば、このゾーンは労務計算および計画では使用されません。
    デフォルトゾーン
    非システム活動について、作業を割り当てるデフォルトゾーンを指定します。これは必須フィールドですが、非システム活動の報告が必要なゾーンの識別に限定して使用されます。
    システム活動
    この活動定義に関連付けられているシステム活動のタイプです。システム活動とは、棚入やピッキングなど、WM システムで行われる特定のトランザクションタイプを指します。利用可能なシステム活動は、この活動レコードの活動タイプにもとづいています。トランザクションとタスクを手動で定義するには、[その他] を使用します。
    統計の計算開始日
    労務トランザクションの統計計算において使用される日付範囲の開始日です。
    統計の計算終了日
    統計計算の日付範囲の終了日です。このフィールドを空白のままにしておくと、現在の日付が使用されます。
    本日からの計算日数
    ユーザー定義された継続的な期間 (日数) です。このパラメータは、[統計の計算開始日] および [統計の計算終了日] フィールドの値 (どちらのフィールドにも値が入っている場合) よりも優先されます。
    労務計画の使用
    活動について設定されている標準に基づいてシステムが作業量を見積もるようにするには、[標準時間統計] を選択します。システムが作業量見積もりにおいて履歴データを使用するするようにする場合は、[実績時間統計] を選択します。

  4. [保存] をクリックします。