許容差ヘッダーレコードの定義
この作業に対して最大 5 つまでの許容差を定義できます。
許容差を定義するには、次の手順を実行します。
- 作業画面の [許容差] タブをクリックします。
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[許容差] タブの [新規] ボタンをクリックします。
すでに作業に対して 5 つの許容差を定義した場合、[新規] ボタンを選択できません。
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次の情報を指定します。
- 許容差の名前
- この許容差の名前を指定します。
- 説明
- この許容差の説明を指定します。
- 許容差タイプ
- 許容差のタイプを選択します。許容差の計算方法を定義する、次のようなタイプです。
- 定額割合: 一定の比率を指定します。
- 離散値: オブジェクトとフィールドの組合せで、労務要求からフィールドを指定します。明細レコードはオブジェクト/フィールド値とそれに対応する許容差のリストです。たとえば、働くシフトごとに異なる許容差を与える場合や、ユーザーがトレーニングとマークされたグループに属している場合などに使用します。
- データ範囲: オブジェクトとフィールドの組合せを値の範囲として利用します。データ範囲を設定する場合、範囲の下限と関連する許容差比率を指定します。たとえば、ユーザーが処理した時間当たり重量、シフト中に働いた時間数などに対し、異なる比率が適用できます。
- デフォルト比率 (%)
- 許容差明細ページに適切な比率が指定されない場合、デフォルト比率を指定します。
- オブジェクト
- 標準エンジンへの労務要求のタイプを定義するオブジェクト名を選択します。[タイプ] フィールドに [離散値] または [データ範囲] が選択されている場合は、このフィールドを選択する必要があります。このフィールドの値は事前に組み込まれます。
- フィールド
- [オブジェクト] フィールドで選択されたオブジェクトのタイプにもとづいて、フィールドを指定します。このフィールドの値は事前に組み込まれます。
- 有効
- チェックボックスがオンのとき、この許容差は有効です。オフの場合は、許容差情報が作業や要素に付いていても基準算出時に考慮されません。
- メモ
- この許容差レコードに関するメモまたはコメントを指定します。
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[保存] をクリックして、許容差を保存します。
- 許容差に明細を追加する場合は、[許容差明細] タブで [新規] をクリックします。
- 作業に別の許容差を追加する場合、[許容差] タブの真下にある [新規] ボタンをクリックします。
- 許容差を削除する場合、リストビューから該当の許容差を選択し、[削除]をクリックします。