棚卸の使用

棚卸により、現時点の正確な在庫状況が分かります。完全な棚卸は、多くの場合、既存のアプリケーションから新しいアプリケーションに問題を持ち込むことを防ぐために、新しい倉庫のインストールの前に実行されます。棚卸は、一般的に実行コストがかかるため、あまり実施されません。

有効な結果を得るために、棚卸では配送などの活動を停止する必要があります。棚卸を開始する前に、在庫をすべて正しいロケーションに配置し、出庫や未処理の調整をすべて完了している必要があります。

連番の追跡

Infor WMS 倉庫管理 では、連番を入庫から出庫まで追跡できます。今回リリースされたアプリケーションでは、連番付きの商品の棚卸を実行することはできません。今回のリリースでは循環棚卸がサポートされているので、ほとんどの環境で効率的な棚卸と在庫レベルの管理が可能です。

連番追跡が必要な品目で循環棚卸を実行する方法の詳細については、Infor WMS 重量、連番、データ登録ユーザーガイド』を参照してください。

棚卸の一般的な使用例

会計士が年 2 回の棚卸を指示しているために、現在棚卸の期限が迫っている場合

ある会社が別の会社と合併したので、各倉庫全体の棚卸が指示された場合