入庫時点での在庫保留の自動設定
品目は、RF 入庫時に品目設定にもとづいて自動的に保留にできます。この機能は、ロットによる保留、ライセンスプレートによる保留、またはその両方を作成できます。たとえば、外国から輸入した品目に対する「通関保留」の作成や製造後にしばらく保存処理が必要な食品の「インキュベーション保留」の使用などがあります。
自動的に保留になるように品目を設定するには
- [設定] > [品目] を選択します。[品目] が表示されます。
- 一覧を表示するには、[検索] 機能を使用します。
- 品目の [明細] アイコンをクリックします。[品目明細] が表示されます。
- [入庫処理] タブをクリックします。
-
次の情報を指定します。
- 入庫時の自動ライセンスプレート保留コード
- 入庫時にライセンスプレートを自動的に保留にする場合に使用する保留コードです。LPN が割り当てられている場合にのみ使用されます。
- 入庫時の自動ライセンスプレート保留リリース計算
- ライセンスプレート保留を自動的にリリースする日時を計算する際に使用する条件を示します。
注:
保留が自動的にリリースされる場合のみ使用されます。次のいずれかを使用して計算できます。
- 入庫の日時
- 記録されている製造日 (ロッタブル04 値)
- 自動ライセンスプレートの保留時間
- 自動リリースが必要な場合に LPN を保留にする時間数。自動リリースを行わない場合は 0 のままにします。
- ロット保留コード
- この品目の新しいロットが入庫した場合に適用される保留理由。ドロップダウンメニューでコードを選択します。
- 入庫時の自動ロット保留リリース計算
- 自動リリースが必要な場合にロットを保留にする時間数。自動リリースを行わない場合は 0 のままにします。
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[保存] をクリックします。RF 入庫時に自動的に保留になるように設定されている品目は、入庫時に他に何も手順を実行する必要はありません。入庫が完了すると、定義されている理由で在庫保留が作成されます。
入庫時に作成された保留は、さまざまな方法で削除できます。これらの方法は、次のとおりです。
- ワークステーションの [保守管理] 画面
- ワークステーションの [保留在庫] 画面 (ライセンスプレート保留の削除のみ)
- RF の [保留削除] 画面
- スケジューラを使用して、自動リリース日時が割り当てられている保留のリリースジョブを自動的に処理する
「保留在庫照会を使用した解除」を参照してください。