入庫時点での在庫保留の自動設定

品目は、RF 入庫時に品目設定にもとづいて自動的に保留にできます。この機能は、ロットによる保留、ライセンスプレートによる保留、またはその両方を作成できます。たとえば、外国から輸入した品目に対する「通関保留」の作成や製造後にしばらく保存処理が必要な食品の「インキュベーション保留」の使用などがあります。

自動的に保留になるように品目を設定するには

  1. [設定] > [品目] を選択します。[品目] が表示されます。
  2. 一覧を表示するには、[検索] 機能を使用します。
  3. 品目の [明細] アイコンをクリックします。[品目明細] が表示されます。
  4. [入庫処理] タブをクリックします。
  5. 次の情報を指定します。
    入庫時の自動ライセンスプレート保留コード
    入庫時にライセンスプレートを自動的に保留にする場合に使用する保留コードです。LPN が割り当てられている場合にのみ使用されます。
    入庫時の自動ライセンスプレート保留リリース計算
    ライセンスプレート保留を自動的にリリースする日時を計算する際に使用する条件を示します。
    注: 

    保留が自動的にリリースされる場合のみ使用されます。次のいずれかを使用して計算できます。

    • 入庫の日時
    • 記録されている製造日 (ロッタブル04 値)

    自動ライセンスプレートの保留時間
    自動リリースが必要な場合に LPN を保留にする時間数。自動リリースを行わない場合は 0 のままにします。
    ロット保留コード
    この品目の新しいロットが入庫した場合に適用される保留理由。ドロップダウンメニューでコードを選択します。
    入庫時の自動ロット保留リリース計算
    自動リリースが必要な場合にロットを保留にする時間数。自動リリースを行わない場合は 0 のままにします。
  6. [保存] をクリックします。RF 入庫時に自動的に保留になるように設定されている品目は、入庫時に他に何も手順を実行する必要はありません。入庫が完了すると、定義されている理由で在庫保留が作成されます。

    入庫時に作成された保留は、さまざまな方法で削除できます。これらの方法は、次のとおりです。

    • ワークステーションの [保守管理] 画面
    • ワークステーションの [保留在庫] 画面 (ライセンスプレート保留の削除のみ)
    • RF の [保留削除] 画面
    • スケジューラを使用して、自動リリース日時が割り当てられている保留のリリースジョブを自動的に処理する

    保留在庫照会を使用した解除」を参照してください。