RF の標準移動オプションの使用

この移動オプションは、ライセンスプレート全体を一緒に移動しない場合に在庫の移動を制御します。

このオプションは、たとえば、次のような場合に使用します。

  • ライセンスプレートの一部の在庫を別のロケーションに移動する
  • ライセンスプレートの一部の在庫を別々のライセンスプレートに分ける
  • 移動する在庫にライセンスプレートが割り当てられていない

RF の標準移動オプションを使用するには

  1. RF 端末のメインメニューで、[補充と移動] を選択します。[補充と移動 (RPMV)] メニューが表示されます。
  2. [標準移動] を選択します。[在庫移動 (RL01A)] 画面が表示されます。
  3. 情報をスキャン、または入力して移動を実行します。

    「旧」のフィールドに情報を指定します。

    ロケーション (オプション - 非表示)

    移動対象の在庫の現在のロケーション。ロケーションは、他の入力情報から移動する在庫レコードをシステムで判断できない場合のみ入力する必要があります。ライセンスプレートを使用する場合は、作業者が移動する一意のレコードをシステムで識別できる必要があります。

    LPN
    移動対象品目のライセンスプレート。品目番号で移動を記録する場合、必須ではありません。
    品目
    移動対象品目ライセンスプレートを使用する場合、必須ではありません。
    数量
    移動数量。ライセンスプレートが入力されており、ライセンスプレート番号全体を移動する場合、作業者は「数量」に 0 を入力できます。
    輸送中ロケ

    トランザクションの最初のステップを記録するための移動の一時ロケーション。このフィールドの使い方は、作業のニーズに合わせてさまざまです。たとえば、以下のような使い方があります。

    • 輸送中 をデフォルト値として使用し、在庫が処理中であることを示す。常に [輸送中] のままにする場合は、RF 画面を変更してこのフィールドをユーザーに対して非表示にできます。
    • 機器 ID 番号など、作業者に別の一時ロケーションを入力、またはスキャンできるようにする。これにより、移動が処理中でも在庫の物理的な位置を追跡しやすくなります。
  4. [Enter] キーを押して、移動の最初のステップを完了します。
    注: 

    移動対象品目が連番の追跡を必要とする場合は、この時点で移動対象を指定できるように連番取得画面が表示されます。

  5. END のフィールドに情報を指定します。
    ロケ
    移動対象在庫の移動先のロケーション。必須項目です。
    LPN
    移動対象品目に割り当てられる新しいライセンスプレート。ライセンスプレートを再割当しない場合は、空白のままにします。
  6. [Enter] キーを押して、トランザクションを完了させます。
    注: 

    無効なデータを入力すると、エラーメッセージが表示されます。データを修正してから送信しなおしてください。