RF 補助移動の実行

他にも用意されているオプションを使用すれば、RF 作業者は実際に在庫を移動させながら同時にシステムに品目の移動を記録することができます。これにより、在庫の正確度を厳しく制御できるため、倉庫の生産性が向上します。

このタイプの移動では、2 つのオプションを使用できるため、RF 画面を簡単に作業の必要性に合せることができます。トピックは次のとおりです。

  • 標準移動 - 作業者は品目を品目番号にもとづいて移動できるほか、その品目の在庫の一部のみも移動できます。
  • LPN 移動 - 作業者はロケーション間でライセンスプレートの全量を移動します。この画面では、RF 端末で必要なスキャンやキーストロークの数が最も少なくて済みます。

これらの移動オプションはどちらも、在庫移動を 2 ステップに分けて実行します。

  • 最初のステップでは、在庫を現在のロケーションから一時的な、または輸送中ロケーションに移動します。輸送中ロケーションはすべての移動でデフォルトロケーションとして使用できます。また、このロケーションは、移動中に作業者が更新できるため、在庫の場所を正確に追跡できます。たとえば、作業者は輸送中ロケーションとしてフォークリフト番号を入力できます。プロセスのステップ 2 が完了するまで、システムが表示する在庫の現在位置は輸送中ロケーションです。
  • 移動のステップ 2 は、在庫の新しいロケーションおよび/またはライセンスプレートへの移動を確認します。

完了すると、これら RF 移動オプションは 2 つの在庫トランザクションを作成し、最初のロケーションおよびライセンスプレートから最終的なロケーションおよびライセンスプレートへの移動を正しく記録します。