消費期限に関する重要事項

消費期限を使用する際には、次の重要ポイントに注意してください。

  • 消費期限を使用すると、許容範囲日数を使用した場合とは異なり、消費期限および在庫回転ルールの基準に適合する限り、作業者はどの引当可能パレットでも順不同でピッキングできます。一方、許容範囲日数では、日付範囲内の最古のパレットを最初にピッキングする必要があります。
  • 消費期限は、許容範囲日数と連係させて使用できます。両方のフィールドを設定すると、次の計算が行われ、ピッキング範囲の境界が確定されます。
    • 現在の日付 - 消費期限=下限
    • 下限 + 許容範囲日数=上限
  • 消費期限では、移動ターゲットは生成されません。初期ターゲットの範囲内の日付のみが引き当てられます。
  • 消費期限の日付範囲を使用して、割り当てられたケースピッキングロケーションにフィルターがかけられます。ケースピッキング作業者は、その消費期限日付範囲内のパレット ID からしかケースを選択できなくなります。これにより、ケースピックロケーションで期限超過品目が選択されるのを防ぐことができます。